※河北新報
ガンの群れ、風力発電計画地上空を通過 大崎・鳴子で市民団体が観察
https://kahoku.news/articles/20220226khn000048.html
2022年02月27日 06:00
大型風力発電事業が計画されている宮城県大崎市鳴子温泉で、事業の中止を求める市民団体が26日、渡り鳥の観察会を行い、ガンの群れが計画地上空を通過するのを確認した。「市民アセスメント」ともいえる調査。渡りが終わる3月中旬まで実施し、結果をまとめて計画の是非を問う考えだ。
観察会は川渡大橋付近で実施。午前7時前、東からガン類の群れが計画地の東北大六角牧場の上を通過した。午前8時までに最大300羽弱の群れを6群ほど確認した。
観察には、ラムサール条約登録湿地の伊豆沼(栗原市、登米市)などでガン研究を続ける日本雁(がん)を保護する会(栗原市)の呉地正行会長が当たった。NPO法人田んぼ(大崎市)と、鳴子温泉郷のくらしとこれからを考える会(同)のメンバーも加わった。
呉地会長は今回確認した約180羽の群れが、絶滅寸前から復活したシジュウカラガンの可能性が高いと指摘。「鳴子の渡りのルートは分からないことが多かった。しっかり調べ、風力発電計画が渡り鳥に大きな影響を与えることを発信したい」と語る。
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