東北電3月料金また値上げ 過去最高水準に 燃料高騰受け
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20220201/6000017956.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
東北電力は、3月分の電気料金について、LNG=液化天然ガスなどの
輸入価格の高騰を受けて値上げすることになりました。
値上げは14か月連続で、電気料金は、今の制度が始まった1996年以降、最も高い水準になります。
東北電力によりますと、火力発電の燃料として使われるLNGや石炭などの
輸入価格が高騰していることを受けて、3月分の電気料金を値上げします。
使用量が平均的な家庭の電気料金は、2月分より219円上昇し、8333円になるとしています。
値上げは去年2月以降、14か月連続で、燃料価格の変動を反映する今の制度が始まった
1996年以降、最も高い水準だということです。
東北電力の樋口康二郎社長は1月31日の記者会見で、「ウクライナ情勢の緊迫化などで、
今後の燃料価格の動向は極めて不透明だ。電力需要が落ち着く春先に価格が下がってほしいが、
断言はできず、利用者の負担が増すことを懸念している」と述べました。
また、東北電力は、ことし3月までの1年間のグループ全体の業績見通しについて、
最終利益を当初の230億円の黒字から450億円の赤字に下方修正しました。
燃料価格の値上がりが主な要因で、通期で赤字になれば、9年前の2013年3月期以来です。
02/01 07:04