感染が急拡大する新型コロナウイルス。最前線で治療にあたる医師に現在の状況を聞いた。
新型コロナの感染者を受け入れている大分市の三愛メディカルセンター。治療にあたる医師は現在の状況についてこう話す。
◆大分三愛メディカルセンター 玉井文洋医師
「治療にあたる手ごたえとして、(デルタ株の)感染力の強さというのは非常に実感している。」
「第5波」といえる感染の急拡大。ただ、玉井医師は「第4波」までとは状況は異なると話す。
◆玉井医師
「(入院は)やはり若年者というか、50歳以下の方々が多いように思われる。
ワクチンがある程度というか、かなり効果を出している影響で入院される方々も高齢者の方はほとんど少ないという状況」
感染拡大を受け、三愛メディカルセンターではコロナ用の病床を15床に増やした。
また、7月末からは、今注目されている抗体カクテル療法も実施している。
抗体カクテル療法とは、異なる効能を持つ2種類の薬品を混ぜて点滴で投与する治療法で、
ウイルスが細胞に侵入するのを防ぎ、重症化や死亡のリスクを7割減らす効果があるとされている。
◆玉井文洋医師
「投与したら3日目にはほぼ微熱が得られている。患者の声を聞いても、かなり楽になりましたとの声をいただいていて入院期間をグッと短くすることができている」
センターではこれまでに22人に抗体カクテル療法を実施し全員に効果が見られたそうだ。ただ、投与の対象となるのは50歳以上の人や基礎疾患のある人などに限られている。
◆玉井文洋医師
「若年者の方々においてリスクの無い方にはそういう薬は使えない状況。だからかえって20代30代の方々は2週間ぐらいかなり苦しむ期間が続いているのが現状」
県内では現在、新型コロナ用の病床が439床あるが、18日時点でおよそ半数が埋まっており、このままのペースで進めば医療のひっ迫につながる。
◆玉井文洋医師
「家族内感染、家庭内感染というのも非常に高率に起こっています。感染してしまったら、家族にうつってしまうんだということをしっかり自覚していただくのが大事。
やはり広げないためにも早目の受診は基本的な行動だと思う」
https://www.tostv.jp//news/8671.html
新型コロナの感染者を受け入れている大分市の三愛メディカルセンター。治療にあたる医師は現在の状況についてこう話す。
◆大分三愛メディカルセンター 玉井文洋医師
「治療にあたる手ごたえとして、(デルタ株の)感染力の強さというのは非常に実感している。」
「第5波」といえる感染の急拡大。ただ、玉井医師は「第4波」までとは状況は異なると話す。
◆玉井医師
「(入院は)やはり若年者というか、50歳以下の方々が多いように思われる。
ワクチンがある程度というか、かなり効果を出している影響で入院される方々も高齢者の方はほとんど少ないという状況」
感染拡大を受け、三愛メディカルセンターではコロナ用の病床を15床に増やした。
また、7月末からは、今注目されている抗体カクテル療法も実施している。
抗体カクテル療法とは、異なる効能を持つ2種類の薬品を混ぜて点滴で投与する治療法で、
ウイルスが細胞に侵入するのを防ぎ、重症化や死亡のリスクを7割減らす効果があるとされている。
◆玉井文洋医師
「投与したら3日目にはほぼ微熱が得られている。患者の声を聞いても、かなり楽になりましたとの声をいただいていて入院期間をグッと短くすることができている」
センターではこれまでに22人に抗体カクテル療法を実施し全員に効果が見られたそうだ。ただ、投与の対象となるのは50歳以上の人や基礎疾患のある人などに限られている。
◆玉井文洋医師
「若年者の方々においてリスクの無い方にはそういう薬は使えない状況。だからかえって20代30代の方々は2週間ぐらいかなり苦しむ期間が続いているのが現状」
県内では現在、新型コロナ用の病床が439床あるが、18日時点でおよそ半数が埋まっており、このままのペースで進めば医療のひっ迫につながる。
◆玉井文洋医師
「家族内感染、家庭内感染というのも非常に高率に起こっています。感染してしまったら、家族にうつってしまうんだということをしっかり自覚していただくのが大事。
やはり広げないためにも早目の受診は基本的な行動だと思う」
https://www.tostv.jp//news/8671.html