0001影のたけし軍団 ★
2021/07/18(日) 13:16:08.57ID:YdVjoJI+9枝野官房長官からの電話。東日本大震災対応時、内閣で食品安全を担う私への確認、指示はいつも朝6時前後だった。
同じく双子を育てていることから、お互い朝が早いことを熟知した枝野さんらしさ。よく言えば時間を無駄にしない。逆に言えば、せっかち。
3.11以降、迅速で重い判断を迫られる立場にいた枝野さんは、より急(せ)いて生きているように見えた。
『枝野ビジョン』には官房長官の経験がリアルに綴られる。当時、培った政治判断の要が正常化バイアス。
被害が悪化を続ける中でも正常な生活の延長と捉え、都合悪き情報を無視又は過小評価し、対応が後手になることだが、
安倍政権、菅政権と続くCOVID‐19対策も、正常化バイアスに陥っていることを指摘、幾度も改善を求めてきた真の想いはこの本から読み解ける。
政府の発信の一元化等、3.11を経験した元官房長官の具体的提案を軽視しなければ、命と暮らしの不安に今なおこんなに脅かされることはなかったと私も思う。
大きくなり、壊れる。小政党が乱立し与党を利する、そして再びの大きな政党へ。その中心を担った枝野さんが描く「支え合う日本」を読んでほしい。
「野党は批判ばかり」とレッテルを貼るメディアにもぜひ。ここにはリアルがある。
私はもっとドロドロだったと回想するが、枝野さんなりの民主党政権の総括から、むしろあの経験が「次」に向けて不可欠と言う。
率直な反省と確かな経験から「次」に向けた枝野幸男の本気と覚悟が、ここにある。
17年、議員として追いかけてきた背中を、総理大臣にしたいと強く思う。日本のために。
https://facta.co.jp/article/202107017.html