https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20210603/2050007386.html
奈良県 一般住民向けにワクチン接種の大規模会場設置検討
新型コロナウイルスワクチンの64歳以下の住民に対する接種をめぐり、荒井知事は、県として大規模接種会場の設置も含めて検討する考えを示しました。
これは3日、荒井知事が記者会見して明らかにしました。
この中で、荒井知事は「ワクチンの接種は、医療従事者から高齢者に主たるフィールドがうつっている」としたうえで、野迫川村、黒滝村など8つの自治体では高齢者接種がおおむね完了し、64歳以下への接種というさらに一歩進んだ段階に移行しつつあることを明らかにしました。
そのうえで荒井知事は、一般住民への接種に向け、県として大規模接種会場の設置も含め検討する考えを示しました。
会場については、「具体的な話はないが、奈良市や橿原市など都市部がふさわしいと思う」と述べ、詳細については今後、検討する方針です。
また、県内の企業や大学などに対し、モデルナのワクチンを使って接種を実施する考えがあるか、意向を確認することになりました。
一方、奈良市が、今月14日から宿泊施設の従業員など、独自に優先順位をつけて接種を始めるとしていることについて、「奈良市は高齢者の接種率が極めて低い。高齢者接種も完了し、ほかの人へも接種できるというならそれに越したことはないが、口約束だけにならないようお願いしたい」と述べました。
06月03日 16時46分
NHK
奈良県 一般住民向けにワクチン接種の大規模会場設置検討
新型コロナウイルスワクチンの64歳以下の住民に対する接種をめぐり、荒井知事は、県として大規模接種会場の設置も含めて検討する考えを示しました。
これは3日、荒井知事が記者会見して明らかにしました。
この中で、荒井知事は「ワクチンの接種は、医療従事者から高齢者に主たるフィールドがうつっている」としたうえで、野迫川村、黒滝村など8つの自治体では高齢者接種がおおむね完了し、64歳以下への接種というさらに一歩進んだ段階に移行しつつあることを明らかにしました。
そのうえで荒井知事は、一般住民への接種に向け、県として大規模接種会場の設置も含め検討する考えを示しました。
会場については、「具体的な話はないが、奈良市や橿原市など都市部がふさわしいと思う」と述べ、詳細については今後、検討する方針です。
また、県内の企業や大学などに対し、モデルナのワクチンを使って接種を実施する考えがあるか、意向を確認することになりました。
一方、奈良市が、今月14日から宿泊施設の従業員など、独自に優先順位をつけて接種を始めるとしていることについて、「奈良市は高齢者の接種率が極めて低い。高齢者接種も完了し、ほかの人へも接種できるというならそれに越したことはないが、口約束だけにならないようお願いしたい」と述べました。
06月03日 16時46分
NHK