タイ政府は29日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、行動制限の追加措置を決めた。
首都バンコクなど感染者が多い地域で5月1日から14日間、レストラン内での飲食を禁止する。
4月1日に緩和したばかりの入国規制も再強化し、入国者全員に14日間の隔離を義務づける。
バンコクや北部チェンマイなど6都県で店内飲食を禁止する。
対象地域の飲食店には午後9時まで持ち帰りと宅配に限って営業を認める。
政府は4月18日から全土で店内での酒類提供を禁じたが、感染拡大が収まらないため規制を強化する。
バンコクで店内飲食が全面禁止になるのは、第1波が起きた20年3月以来だ。
入国後の隔離は4月1日からワクチン接種や陰性証明書の提示を条件に、7日間もしくは10日間に短縮していた。
外国から変異ウイルスが流入するリスクが高まっており、3月末までと同じ14日間に戻す。
タイは感染を比較的抑え込んできたが、3月下旬にバンコクのナイトクラブでクラスター(感染者集団)が発生し、
英国型の変異ウイルスが確認された。4月中旬のタイ正月(ソンクラーン)に伴う旅行や帰省で、全国に感染が広がった。
29日時点の累計感染者数は6万3570人となり、1カ月で2倍超に急増した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS294240Z20C21A4000000/
首都バンコクなど感染者が多い地域で5月1日から14日間、レストラン内での飲食を禁止する。
4月1日に緩和したばかりの入国規制も再強化し、入国者全員に14日間の隔離を義務づける。
バンコクや北部チェンマイなど6都県で店内飲食を禁止する。
対象地域の飲食店には午後9時まで持ち帰りと宅配に限って営業を認める。
政府は4月18日から全土で店内での酒類提供を禁じたが、感染拡大が収まらないため規制を強化する。
バンコクで店内飲食が全面禁止になるのは、第1波が起きた20年3月以来だ。
入国後の隔離は4月1日からワクチン接種や陰性証明書の提示を条件に、7日間もしくは10日間に短縮していた。
外国から変異ウイルスが流入するリスクが高まっており、3月末までと同じ14日間に戻す。
タイは感染を比較的抑え込んできたが、3月下旬にバンコクのナイトクラブでクラスター(感染者集団)が発生し、
英国型の変異ウイルスが確認された。4月中旬のタイ正月(ソンクラーン)に伴う旅行や帰省で、全国に感染が広がった。
29日時点の累計感染者数は6万3570人となり、1カ月で2倍超に急増した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGS294240Z20C21A4000000/