大分県宇佐市教委は4日、道の駅いんない(院内町)で飼われていた国の特別天然記念物オオサンショウウオが死んだことを明らかにした。「生きた化石」と呼ばれる世界最大の両生類で、国内で飼育されている中では最大級という。
道の駅で飼育されていたオオサンショウウオ(2018年7月撮影)
2004年に町内の農業用水路で捕獲され、国の許可を得て飼育していた。院内町は国内の生息地の南限とされる。
市教委によると、体長1メートル31、体重25・05キロ(2018年測定)。2月28日に水槽内で動かなくなっているのを道の駅の職員が見つけ、死んでいるのを確認した。
広島市安佐動物公園に送って解剖したところ、腫瘍が見つかり、体重が3年前よりも6・8キロ減っていた。雄だったことも判明し、衰弱して死んだとみられる。将来的には標本にするという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210305-OYT1T50131/
道の駅で飼育されていたオオサンショウウオ(2018年7月撮影)
2004年に町内の農業用水路で捕獲され、国の許可を得て飼育していた。院内町は国内の生息地の南限とされる。
市教委によると、体長1メートル31、体重25・05キロ(2018年測定)。2月28日に水槽内で動かなくなっているのを道の駅の職員が見つけ、死んでいるのを確認した。
広島市安佐動物公園に送って解剖したところ、腫瘍が見つかり、体重が3年前よりも6・8キロ減っていた。雄だったことも判明し、衰弱して死んだとみられる。将来的には標本にするという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210305-OYT1T50131/