東日本大震災から間もなく10年。東北各県の被災地が復興を模索し続ける間にも、世界各地で起きた震災が大きな爪痕を残した。被災者たちは、枯れることのない涙を拭い、コロナ禍の逆風にあえぎながらも再生の歩を進めている。トルコ、台湾、インドネシアの被災地の現状を3回に分けて紹介する。
【トルコ東部地震:2011年10月23日午後1時40分ごろ M7・1】
トルコ東部ワンでは11年10月と11月の地震で640人以上が死亡した。復興は表向き進んだが、経済苦境が続いている。遠隔の山岳地帯で失業率が高く、復興住宅のローン返済が被災者にのしかかる。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、閉塞感が漂う。仕事がなく、未来が描けないと、住民は語った。取材できた数少ない明るい話題は、進出が相次ぐ繊維工場だった。関係者は笑顔で手応えを語り、将来の発展に視線を向けていた。記者が感じることができた小さな希望だった。(共同通信=橋本新治)
…続きはソースで。
https://this.kiji.is/736818030533558272
2021年3月3日 7時00分
【トルコ東部地震:2011年10月23日午後1時40分ごろ M7・1】
トルコ東部ワンでは11年10月と11月の地震で640人以上が死亡した。復興は表向き進んだが、経済苦境が続いている。遠隔の山岳地帯で失業率が高く、復興住宅のローン返済が被災者にのしかかる。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、閉塞感が漂う。仕事がなく、未来が描けないと、住民は語った。取材できた数少ない明るい話題は、進出が相次ぐ繊維工場だった。関係者は笑顔で手応えを語り、将来の発展に視線を向けていた。記者が感じることができた小さな希望だった。(共同通信=橋本新治)
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2021年3月3日 7時00分