0001ボラえもん ★
2021/02/28(日) 00:58:15.92ID:RSMSMHxz9年商10億円の企業を経営する事業家bot氏は「会社員のほとんどは凡人であり、実際の会社経営では理想的な組織論は通用しない。
毎日同じ時間に出社するなど、あたりまえのことを社員に浸透させるためには、一見バカバカしい朝礼を実施することが効果的だ」という――。
■「個々人が主体性を持って動く組織」は参考になるのか
社員や部下をどうまとめあげればいいのか。経営者や管理職は常に悩んでいる。経営者の端くれである私も、「いいやり方はないか」といつも探し回っている。
そうした組織経営での最近の話題書といえば、2018年に出版された『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)だろう。
『ティール組織』の要旨は、「組織の目的のために共鳴しながら活動する組織が理想の組織」
「ティール組織ではマネージャーやリーダー、上司や部下といった役割が存在しない」というものである。
具体的には、組織の進化過程を、Red(個人による支配的なマネジメント)→Amber(役割をまっとうする)→Orange(成果主義で、成果に応じ役割が変わる)→Green(主体性と多様性が認められる)→Teal(組織が一つの生命体のようにはたらく)という順に定義し、Tealを理想とするというものである。
確かに、ティール組織のような、個々人が主体性に基づいて動きながら、組織の大目標に向かって調和して動いていける組織体は理想だろう。
しかし、実際の企業経営で、本当に参考になるものなのだろうか。
■習慣と制約をつくるのがマネジメントの役割
私は起業し、ここ5年で会社をゼロから年商10億以上、数十名規模まで拡大した。
創業当初は、「個々人が有機的に働く組織」まさにティール型のような組織を理想と思っていたが、現実と理想の間でだんだんと判断を現実側に倒していった。
その中で、かつて「バカバカしい風習だな」と思っていたことを、逆に導入する側に回ることが何度もあった。その中で代表的なものが「朝礼」だ。
会社が小さいときは、そもそも黙っていてもやる気があるから創業期に参画したわけで、働くことが好きなメンバーが集っている。
また、残業したくないとか、朝早く来るのは嫌だとか、そういう細かい話をするメンバーはいないし、そうじゃないと会社は大きくならない。
しかし、事業を拡大するにあたり、どうしても「松竹梅」の「梅」の層を活用しないと、手が回らなくなってくる。
そのとき、「梅」のメンバーをマネジメントする方法として、「朝礼」「日報」のような一見バカバカしい手段に着地するのである。
■面倒な「朝礼と日報」は馬鹿にできない
自分で会社の経営を始めると、「朝決まった時間にオフィスに来る」という当たり前のことが、まったく当たり前ではないことに気付かされる。
そうはいっても自分もかつては遅刻ばかりの人間だったので、そういう人の振舞いを批判する資格は全く無いが、
「ただ人間が集まっているだけ」の組織は、ティール組織でいう「Red(個人による支配的なマネジメント)」にも到達せず、ただの人だかりでしかないのである。
起業をするということ、経営をするということは仕組みをゼロから作るということである。
多くのメンバーが「当たり前のこと」ができない。その現実があるのなら、「朝決まった時間に集まり、今日の予定を話す」「業務が終了したら、今日やったことを報告する」という同調圧力と監視の仕組みを導入するしかないのだ。
■「イニシエーション」としての理不尽研修
大手広告代理店の電通では、2019年度まで、新卒向けに「富士登山」という研修が行われていた(コロナ禍での対応状況は不明)。
広告代理店の仕事と「富士登山」はほぼ関係がない。「理不尽な研修」と思う人も多いだろう。
だが、そうした「理不尽な研修」は、会社の結束を高める上ではそれなりに意味があるというのもまた事実である。組織の熱量と結束力は、ウチとソトの文化の差に拠って形成される。
(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e40842aaa7049fdea2fe9792f8ea79676c36f3d?page=1
★1が立った時間:2021/02/27(土) 20:16:01.50
※前スレ
http://2chb.net/r/newsplus/1614430346/