日大工学部(郡山市)のサンジェイ・パリーク教授(建築材料・構造)は戸田建設(本社・東京)などと連携し、二○二一(令和三)年度にも県内のトンネルで、微生物の力を使ってコンクリートに生じたひび割れを自動修復できる技術の実証に乗り出す。既にオランダで導入が始まっている先進技術で、日本でも実用化することでコンクリート構造物の長寿命化や維持管理費の削減などを目指す。
コンクリートを作る際に微生物と栄養分になる乳酸カルシウムをあらかじめ加える。ひび割れから水や酸素が入ると休眠中の微生物が活動を開始する。乳酸カルシウムを取り込み、コンクリートの主成分となる炭酸カルシウムを生成しひびをふさぐ仕組み。
パリーク教授は既に技術を実用化しているオランダのデルフト工科大のチームとともに、同技術を研究していた。国内の環境に対応した改良、普及に向けた取り組みを始め、○・二ミリ幅のひび割れを十〜十二週間で修復し、日本の環境で微生物が成長する条件などを解明した。
…続きはソースで。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2021011182555
2021年1月11日 8時13分
コンクリートを作る際に微生物と栄養分になる乳酸カルシウムをあらかじめ加える。ひび割れから水や酸素が入ると休眠中の微生物が活動を開始する。乳酸カルシウムを取り込み、コンクリートの主成分となる炭酸カルシウムを生成しひびをふさぐ仕組み。
パリーク教授は既に技術を実用化しているオランダのデルフト工科大のチームとともに、同技術を研究していた。国内の環境に対応した改良、普及に向けた取り組みを始め、○・二ミリ幅のひび割れを十〜十二週間で修復し、日本の環境で微生物が成長する条件などを解明した。
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https://www.minpo.jp/news/moredetail/2021011182555
2021年1月11日 8時13分