※ドリームニュース
https://www.dreamnews.jp/press/0000228936/
大麻及び関連物質のWHO(世界保健機構)勧告を受けて今年12月に国連麻薬委員会において53カ国の投票があり、1961年以来初めて、
大麻及び大麻樹脂がスケジュール(附表)IVからの削除が決定しました。
このような国際的な議論が進む中で、新たに大麻の規制緩和をした国と地域があります。
日本臨床カンナビノイド学会(新垣実理事長)は、2020年に大麻に規制緩和をした国と地域の調査結果を2020年12月29日の本プレスリリースにて発表しました。
調査結果の概要は、医療用大麻の合法化は10地域、嗜好用大麻の合法化は5地域、産業用大麻は、3地域がありました。
国際的な薬物政策では、1961年麻薬単一条約の附表IV(最も乱用され、医療価値なし)のカテゴリーから大麻及び大麻樹脂が削除され、正式に大麻植物の医療的価値が認められました。
日本においても、厚労省が44年ぶりの大麻冊子の発行、CBD製品輸入の明文化といった形で、大きな進展が見られました。
本調査では下記の用語で統一して表記した。
医療用大麻:大麻草を医療目的で使用するハーブ(生薬)療法の一種。大麻草に含まれる独特の成分「カンナビノイド」を抽出し、製剤化したカンナビノイド医薬品とは区別される。
嗜好用大麻:大麻草を嗜好目的で使用すること。合法化した地域では、タバコやアルコールのように成人のみを対象として、課税管理する制度を採用したところがほとんどである。
産業用大麻:大麻草に含まれ、向精神作用のあるTHC濃度が1%未満の品種を栽培し、そこから衣類、食品、化粧品、建材、製紙、飼料、敷料、自動車用品などの産業用途に使用すること。嗜好用や医療用のマリファナと区別するために、ヘンプ(Hemp)と呼ばれています。
〇調査結果 20年12月29日時点
2020年に大麻を規制緩和した国及び地域について
1月2日 イスラエル:ポルトガルから医療用大麻を初めて輸入
1月31日 オーストラリア首都キャンベラ:嗜好用大麻を合法化 所持50g、1世帯4株まで
2月21日 パラグアイ:医療用大麻の栽培・販売する12企業に初めてライセンス発行
3月2日 イギリス:大麻由来の医薬品の輸入制限が緩和しアクセスが改善
3月21日 ガーナ:THC0.3%未満の産業用大麻を合法化(アフリカ3カ国目)
3月31日 日本:16-19年度の4年間に渡る「危険ドラッグ等の乱用防止のより効果的な普及啓発に関する特別研究」の成果物「大麻問題の現状」を発効(1976年以来の44年ぶりの仕事)
4月1日 日本:CBD製品の輸入手続きが明文化
4月6日 米国:カンナビノイド医薬品エピディオレックスが物質規制法スケジュールVを解除し、通常の処方箋医薬品となる。
4月21日 レバノン:医療用及び産業用大麻を合法化(アラブ諸国初)
4月30日 マラウイ:医療用大麻及びTHC1%未満の産業用大麻を合法化 (レント・ジンバブエ・ガーナに次ぐアフリカで4か国目)
5月30日 イスラエル:医療用大麻の輸出を政府が承認
6月28日 ブラジル:裁判所で自閉症児2人の両親に大麻の栽培を許可
7月16日 アルゼンチン:国の大麻プログラム(REPROCANN)を開始
8月1日 キプロス:医療用大麻が合法化
8月7日 世界アンチドーピング機関(WADA):アスリートにおける大麻違反の処分期間を2年から3ヶ月に短縮 (21年1月1日から施行)
8月10日 ドイツ:BfArM(連邦医薬品・医療機器庁)がスペインの医療大麻の輸入を承認
8月26日 イスラエル: 1973年の危険薬物法からCBDベースの製品を除外
11月4日 米国ニュージャージー州:嗜好用大麻を合法化(12州目)
米国アリゾナ州:嗜好用大麻を合法化(13州目)
米国モンタナ州:嗜好用大麻を合法化(14州目)
米国サウスダコタ州:嗜好用大麻を合法化(15州目)
米国サウスダコタ州:医療用大麻を合法化(34州目)
米国ミシシッピ州:医療用大麻を合法化(35州目)
11月6日 ニュージーランド:大麻合法化の国民投票 賛成:1406973票(48.4%)、反対:1474653(50.7%)の約7万票差で否決。
11月12日 アルゼンチン:2017年の医療用大麻法の適応拡大 自家栽培可、大麻由来製品の種類拡大
11月19日 欧州連合司法裁判所:「CBDは麻薬とみなすことはできません」との判決。
12月2日 国連麻薬委員会によるWHO勧告の投票により、大麻及び大麻樹脂が附表IVから削除決定。正式な発効は21年春頃。
※続きはソースで
https://www.dreamnews.jp/press/0000228936/
大麻及び関連物質のWHO(世界保健機構)勧告を受けて今年12月に国連麻薬委員会において53カ国の投票があり、1961年以来初めて、
大麻及び大麻樹脂がスケジュール(附表)IVからの削除が決定しました。
このような国際的な議論が進む中で、新たに大麻の規制緩和をした国と地域があります。
日本臨床カンナビノイド学会(新垣実理事長)は、2020年に大麻に規制緩和をした国と地域の調査結果を2020年12月29日の本プレスリリースにて発表しました。
調査結果の概要は、医療用大麻の合法化は10地域、嗜好用大麻の合法化は5地域、産業用大麻は、3地域がありました。
国際的な薬物政策では、1961年麻薬単一条約の附表IV(最も乱用され、医療価値なし)のカテゴリーから大麻及び大麻樹脂が削除され、正式に大麻植物の医療的価値が認められました。
日本においても、厚労省が44年ぶりの大麻冊子の発行、CBD製品輸入の明文化といった形で、大きな進展が見られました。
本調査では下記の用語で統一して表記した。
医療用大麻:大麻草を医療目的で使用するハーブ(生薬)療法の一種。大麻草に含まれる独特の成分「カンナビノイド」を抽出し、製剤化したカンナビノイド医薬品とは区別される。
嗜好用大麻:大麻草を嗜好目的で使用すること。合法化した地域では、タバコやアルコールのように成人のみを対象として、課税管理する制度を採用したところがほとんどである。
産業用大麻:大麻草に含まれ、向精神作用のあるTHC濃度が1%未満の品種を栽培し、そこから衣類、食品、化粧品、建材、製紙、飼料、敷料、自動車用品などの産業用途に使用すること。嗜好用や医療用のマリファナと区別するために、ヘンプ(Hemp)と呼ばれています。
〇調査結果 20年12月29日時点
2020年に大麻を規制緩和した国及び地域について
1月2日 イスラエル:ポルトガルから医療用大麻を初めて輸入
1月31日 オーストラリア首都キャンベラ:嗜好用大麻を合法化 所持50g、1世帯4株まで
2月21日 パラグアイ:医療用大麻の栽培・販売する12企業に初めてライセンス発行
3月2日 イギリス:大麻由来の医薬品の輸入制限が緩和しアクセスが改善
3月21日 ガーナ:THC0.3%未満の産業用大麻を合法化(アフリカ3カ国目)
3月31日 日本:16-19年度の4年間に渡る「危険ドラッグ等の乱用防止のより効果的な普及啓発に関する特別研究」の成果物「大麻問題の現状」を発効(1976年以来の44年ぶりの仕事)
4月1日 日本:CBD製品の輸入手続きが明文化
4月6日 米国:カンナビノイド医薬品エピディオレックスが物質規制法スケジュールVを解除し、通常の処方箋医薬品となる。
4月21日 レバノン:医療用及び産業用大麻を合法化(アラブ諸国初)
4月30日 マラウイ:医療用大麻及びTHC1%未満の産業用大麻を合法化 (レント・ジンバブエ・ガーナに次ぐアフリカで4か国目)
5月30日 イスラエル:医療用大麻の輸出を政府が承認
6月28日 ブラジル:裁判所で自閉症児2人の両親に大麻の栽培を許可
7月16日 アルゼンチン:国の大麻プログラム(REPROCANN)を開始
8月1日 キプロス:医療用大麻が合法化
8月7日 世界アンチドーピング機関(WADA):アスリートにおける大麻違反の処分期間を2年から3ヶ月に短縮 (21年1月1日から施行)
8月10日 ドイツ:BfArM(連邦医薬品・医療機器庁)がスペインの医療大麻の輸入を承認
8月26日 イスラエル: 1973年の危険薬物法からCBDベースの製品を除外
11月4日 米国ニュージャージー州:嗜好用大麻を合法化(12州目)
米国アリゾナ州:嗜好用大麻を合法化(13州目)
米国モンタナ州:嗜好用大麻を合法化(14州目)
米国サウスダコタ州:嗜好用大麻を合法化(15州目)
米国サウスダコタ州:医療用大麻を合法化(34州目)
米国ミシシッピ州:医療用大麻を合法化(35州目)
11月6日 ニュージーランド:大麻合法化の国民投票 賛成:1406973票(48.4%)、反対:1474653(50.7%)の約7万票差で否決。
11月12日 アルゼンチン:2017年の医療用大麻法の適応拡大 自家栽培可、大麻由来製品の種類拡大
11月19日 欧州連合司法裁判所:「CBDは麻薬とみなすことはできません」との判決。
12月2日 国連麻薬委員会によるWHO勧告の投票により、大麻及び大麻樹脂が附表IVから削除決定。正式な発効は21年春頃。
※続きはソースで