https://www.sankei.com/region/news/201130/rgn2011300007-n1.html
福岡市は30日、市政アンケートで、福岡市政への信頼度が過去最高の83・9%を記録したと発表した。
市は「新型コロナウイルスの感染拡大下で、独自支援策をスピード感を持って打ち出したことなどが評価された」と分析している。
アンケートは平成20年度から実施。無作為に抽出した18歳以上の市民621人に依頼し、546人から回答があった。
「成長の果実を市民サービスの向上に振り向ける好循環の実現」を掲げる高島宗一郎市長のかじ取りへの評価は、
コロナ下でも昨年度を上回った。
高島氏が注力する「新たな発想や手法による行政サービスの提供」や「チャレンジする組織づくり」への満足度については、
いずれも40%超が「満足」とした一方で、「分からない」と評価を保留する回答も同程度あった。
市は九州大キャンパス跡地(東区)での最先端技術を取り入れた再開発計画や、
海外金融機関を誘致する国際金融都市構想などを進めている。
今回の結果からは、これらの事業について、市民がより具体性な将来像を実感できる説明を求めているとも言える。