0001生玉子 ★
2020/11/08(日) 12:43:41.44ID:dVz0NsbS9調査は、スマートフォン(iPhone)のWebブラウザーでアクセスできる主要な15のコンテンツサイトに実際にアクセスして、コンテンツを表示した際の全体のデータ転送量と、広告ブロックツールで広告を非表示にした際のデータ転送量を計測。その差を広告のデータ転送量と推計して、結果を集計しました。また、画像や動画など、転送されたデータの詳細な内訳も分析しました。そして、新しい「iOS14」より、iPhoneでも標準ブラウザーをユーザーが変更できるようになることから、Webブラウザーアプリによる表示速度の違いについて実測する調査も、併せて実施いたしました。結果の要点は以下の通りです。
・スマホでコンテンツを視聴する際の、データ転送量の約4割が広告
今回調査した15の主要なコンテンツサイトの多くで、そのデータ転送量の半分以上を広告が占めていました。調査した15サイトの単純平均では、全データ転送量のうち約44%が広告と推計されます。これらの結果と、データ通信量の単価やWeb、SNS、動画サイト、メールといった項目ごとの利用時間・データ転送量等から類推すると、4人家族全員がスマートフォンを持っている場合、月々のデータ通信料金のうち約2,900円ぶんを広告のデータ転送に費やしていることになります。
・画像データが主体だが、データ転送量全体では動画広告の比率が高い
データ転送量の内訳を見てみると、多くのコンテンツサイトは、JPEGやPNG、GIFといった画像データで広告が構成されています。一方、動画共有サイトや一部のポータルサイトではMP4動画が広告として表示され、そのデータ転送量が大きいため、広告のデータ転送量全体では、動画広告がかなりの比率を占めていると考えられます。
・ブラウザーアプリによって広告表示量およびWeb表示速度は異なる
iPhoneで動作するWebブラウザーアプリはすべて、同じ「WebKit」というレンダリングエンジンを採用しています。しかし、今回調査した結果、広告の表示の有無などによって表示速度はかなり異なり、主要コンテンツサイトの表示速度では「Brave」が最速となりました。
YouTubeは、広告ブロックのなし/ありに関わらず、データ転送量はほぼすべてMP4動画で構成されます。次に比率が高いのはJavaScript、そしてJPEG画像となりますが、MP4に比べるとごくわずかなデータ量です。広告をブロックすると、そのぶんのMP4データが転送されなくなりますが、他のファイル形式の構成やデータ転送量にはほぼ変化はありませんでした。
Twitterのデータ転送量は、JPEGとPNG、2種類の画像データがほぼすべてです。Twitterは140文字以下のテキストでやりとりするコミュニケーションツールとしてスタートしましたが、現在では画像が主体になっていることがわかります。広告ブロックなしでは画像のデータ転送量がわずかに増加するため、広告ツイートもテキストだけでなく、画像が中心だと思われます。なお、今回の調査手法では投稿された動画は再生していません。
主要Webサイトのデータ転送量
YouTubeでの複数動画の各ブラウザーでの合計表示速度
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007697.000007006.html
前スレ
【スマホ】データ通信量の44%が広告表示に使われてるとの調査結果
http://2chb.net/r/newsplus/1604794071/