環境省は16日、世界自然遺産登録を目指す奄美大島で2018年度から捕獲を進める野生化した猫(ノネコ)の管理計画に関するロードマップ(工程表)を発表した。23年度に捕獲エリアを島全域に広げ、最終の27年度に個体数を低密度化する計画。捕獲数は伸び悩んでおり、着実な捕獲が狙い。
ノネコの発生源となる飼い猫の適正飼育を徹底するため、奄美大島の5市町村が中心に進めている飼い猫へのマイクロチップ装着事業を市街地以外の地域で装着率90〜100%を目指す。
同省によると、島内の山中には推定600〜1200匹のノネコが生息。アマミノクロウサギやアマミトゲネズミなどの希少動物を捕食している。
捕獲エリアは9月末時点で島の森林面積の約6分の1に当たる100平方キロメートルで、450基の捕獲用わなを設置している。わなを段階的に増やし、23年度に捕獲エリアを全域に拡大する計画だが、具体的な捕獲数は掲げていない。
https://373news.com/_news/?storyid=127199
ノネコの発生源となる飼い猫の適正飼育を徹底するため、奄美大島の5市町村が中心に進めている飼い猫へのマイクロチップ装着事業を市街地以外の地域で装着率90〜100%を目指す。
同省によると、島内の山中には推定600〜1200匹のノネコが生息。アマミノクロウサギやアマミトゲネズミなどの希少動物を捕食している。
捕獲エリアは9月末時点で島の森林面積の約6分の1に当たる100平方キロメートルで、450基の捕獲用わなを設置している。わなを段階的に増やし、23年度に捕獲エリアを全域に拡大する計画だが、具体的な捕獲数は掲げていない。
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