新潟県柏崎市の沖合で転覆した手こぎボートから男性(75)を救助したとして、上越海上保安署は19日、同市米山台の専門学校生でライフセーバー、高橋志穂さん(24)に感謝状を贈った。高橋さんは「重大事故を未然に防ぐことができて良かった。遊泳区域外にも目配りしたい」と語った。
同市の中央海水浴場で監視活動中の高橋さんは7月24日午前11時半ごろ、海釣りに出た市内の男性の手こぎボートが転覆したとの連絡を釣り客から受けた。現場は遊泳区域外で監視台から見えなかったが、高橋さんはレスキューボード(長さ3メートル、重さ12キロ)を抱えて砂浜を200メートル走り、さらに沖合200メートルの現場にボードで駆けつけると、高波にのまれて転覆した手こぎボートにつかまって男性が浮いていた。男性とは顔見知りだったといい、ボードに乗せて世間話をしながらゆっくりと浜に戻った。男性にけがはなかった。
高橋さんは「柏崎ライフセービングクラブ」に所属。小学6年からライフセービングを始め、世界選手権にも出場した。将来は保育士を目指すという。感謝状を手渡した大井良司署長は「迅速な救助は頼もしくて格好良く、本当によくやってくれた」、報告を受けた桜井雅浩市長は「遊泳技術・体力に加え、冷静な判断力と瞬時の行動力は素晴らしい」とたたえた。【内藤陽】
2020年8月21日 8時35分 毎日新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/18767102/
■参考ソース
柏崎の海で担った「いのちを守る使命」を胸に。ライフセービングで世界へ
https://www.nsu.ac.jp/goforit/gfi005/
同市の中央海水浴場で監視活動中の高橋さんは7月24日午前11時半ごろ、海釣りに出た市内の男性の手こぎボートが転覆したとの連絡を釣り客から受けた。現場は遊泳区域外で監視台から見えなかったが、高橋さんはレスキューボード(長さ3メートル、重さ12キロ)を抱えて砂浜を200メートル走り、さらに沖合200メートルの現場にボードで駆けつけると、高波にのまれて転覆した手こぎボートにつかまって男性が浮いていた。男性とは顔見知りだったといい、ボードに乗せて世間話をしながらゆっくりと浜に戻った。男性にけがはなかった。
高橋さんは「柏崎ライフセービングクラブ」に所属。小学6年からライフセービングを始め、世界選手権にも出場した。将来は保育士を目指すという。感謝状を手渡した大井良司署長は「迅速な救助は頼もしくて格好良く、本当によくやってくれた」、報告を受けた桜井雅浩市長は「遊泳技術・体力に加え、冷静な判断力と瞬時の行動力は素晴らしい」とたたえた。【内藤陽】
2020年8月21日 8時35分 毎日新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/18767102/
■参考ソース
柏崎の海で担った「いのちを守る使命」を胸に。ライフセービングで世界へ
https://www.nsu.ac.jp/goforit/gfi005/