2020年07月30日 17時10分更新
東映アニメーション<4816>は、7月30日、2021年3月期の第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表、売上高126億円(前年同期比9.0%減)、営業利益39億円(同11.0%減)、経常利益41億円(同11.1%減)、最終利益31億円(同5.5%減)となった。
新型コロナウイルスの感染拡大による映画の公開延期・TVアニメの放送休止・商品販売店舗の営業自粛・イベントの中止などが、売上に大きく影響した。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
@映像製作・販売事業…売上高は51億円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益15億円(同17.5%増)
劇場アニメ部門は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「映画プリキュアミラクルリープ」(当初2020年3月20日公開予定)と「東映まんがまつり」(当初2020年4月24日公開予定)が公開延期となり、期初計画比では減収となったが、当期中に公開予定の「美少女戦士セーラームーンEternal」ほか、一部作品の製作収入を計上したことから、前年同期比では大幅な増収となった。
テレビアニメ部門は、「ワンピース」「ヒーリングっど♥プリキュア」「デジモンアドベンチャー:」「おしりたんてい」の4作品を放映した。新型コロナウイルスへの感染対策により、新作話の納品本数が減少したため、大幅な減収となった。
コンテンツ部門は、劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」のブルーレイ・DVDが好調に稼働したことから、大幅な増収となった。
海外映像部門では、中国向け大口映像配信権の売上計上が第2四半期へ後倒しとなったものの、サウジアラビア向け劇場作品の納品に加え、「ドラゴンボール超 ブロリー」の劇場上映権販売が北米で好調に稼働したことから、大幅な増収となった。
その他部門では、アプリゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシースピリッツ』のサービス終了により、大幅な減収となった。
A版権事業…売上高70億円(同14.7%減)、セグメント利益33億円(同12.7%減)
国内版権部門は、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が、好調だった前年同期の勢いには至らなかったことや、前年同期好調に稼働した劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・キャンペーン向け許諾の反動減などにより、大幅な減収となった。
海外版権部門は、「スラムダンク」の中国向けアプリゲームや家庭用ゲーム『ドラゴンボールZ KAKAROT』に加え、アプリゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』が好調に稼働したものの、前年同期好調だったアプリゲームの更新契約や新規許諾の反動減などから、若干の減収となった。
B商品販売事業…売上高4億円(同63.9%減)、セグメント損益7500万円の赤字(前年同期2200万円の黒字)
商品販売部門では、前年同期好調に稼働した、劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・キャンペーン向けノベルティグッズなどの販売の反動減に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で商品販売店舗の営業自粛を行ったことなどから、大幅な減収となった。
Cその他事業…売上高1億円(同35.6%減)、セグメント損益3400万円の赤字(前年同期900万円の黒字)
その他部門では、催事イベントやキャラクターショーなどを展開した。新型コロナウイルスの感染拡大によるイベント・催事の延期・中止などの影響から、大幅な減収となった。
■2021年3月期通期の予想は据え置き
なお、2021年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高500億円(前期比8.8%減)、営業利益100億円(同37.9%減)、経常利益103億円(同37.4%減)、最終利益70億円(同38.8%減)の見込み。
https://gamebiz.jp/?p=272724
東映アニメーション<4816>は、7月30日、2021年3月期の第1四半期(4〜6月)の連結決算を発表、売上高126億円(前年同期比9.0%減)、営業利益39億円(同11.0%減)、経常利益41億円(同11.1%減)、最終利益31億円(同5.5%減)となった。
新型コロナウイルスの感染拡大による映画の公開延期・TVアニメの放送休止・商品販売店舗の営業自粛・イベントの中止などが、売上に大きく影響した。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
@映像製作・販売事業…売上高は51億円(前年同期比16.5%増)、セグメント利益15億円(同17.5%増)
劇場アニメ部門は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「映画プリキュアミラクルリープ」(当初2020年3月20日公開予定)と「東映まんがまつり」(当初2020年4月24日公開予定)が公開延期となり、期初計画比では減収となったが、当期中に公開予定の「美少女戦士セーラームーンEternal」ほか、一部作品の製作収入を計上したことから、前年同期比では大幅な増収となった。
テレビアニメ部門は、「ワンピース」「ヒーリングっど♥プリキュア」「デジモンアドベンチャー:」「おしりたんてい」の4作品を放映した。新型コロナウイルスへの感染対策により、新作話の納品本数が減少したため、大幅な減収となった。
コンテンツ部門は、劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」のブルーレイ・DVDが好調に稼働したことから、大幅な増収となった。
海外映像部門では、中国向け大口映像配信権の売上計上が第2四半期へ後倒しとなったものの、サウジアラビア向け劇場作品の納品に加え、「ドラゴンボール超 ブロリー」の劇場上映権販売が北米で好調に稼働したことから、大幅な増収となった。
その他部門では、アプリゲーム『聖闘士星矢 ギャラクシースピリッツ』のサービス終了により、大幅な減収となった。
A版権事業…売上高70億円(同14.7%減)、セグメント利益33億円(同12.7%減)
国内版権部門は、「ドラゴンボール」シリーズのゲーム化権販売が、好調だった前年同期の勢いには至らなかったことや、前年同期好調に稼働した劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・キャンペーン向け許諾の反動減などにより、大幅な減収となった。
海外版権部門は、「スラムダンク」の中国向けアプリゲームや家庭用ゲーム『ドラゴンボールZ KAKAROT』に加え、アプリゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』が好調に稼働したものの、前年同期好調だったアプリゲームの更新契約や新規許諾の反動減などから、若干の減収となった。
B商品販売事業…売上高4億円(同63.9%減)、セグメント損益7500万円の赤字(前年同期2200万円の黒字)
商品販売部門では、前年同期好調に稼働した、劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」の劇場公開に向けたタイアップ・キャンペーン向けノベルティグッズなどの販売の反動減に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で商品販売店舗の営業自粛を行ったことなどから、大幅な減収となった。
Cその他事業…売上高1億円(同35.6%減)、セグメント損益3400万円の赤字(前年同期900万円の黒字)
その他部門では、催事イベントやキャラクターショーなどを展開した。新型コロナウイルスの感染拡大によるイベント・催事の延期・中止などの影響から、大幅な減収となった。
■2021年3月期通期の予想は据え置き
なお、2021年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高500億円(前期比8.8%減)、営業利益100億円(同37.9%減)、経常利益103億円(同37.4%減)、最終利益70億円(同38.8%減)の見込み。
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