7/8(水) 18:41配信
時事通信
「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、地下鉄サリン事件で特別指名手配されたオウム真理教元信者の女性が、発行元の新潮社などに165万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であった。
田中一彦裁判長(小田真治裁判長代読)は同社に33万円の賠償を命じた。
判決によると、同誌は2012年、女性が複数の異性と男女関係にあったとする記事を記載。田中裁判長は「貞操観念の低い人物との印象を与える」とした上で、「国民の正当な関心事と評価されない」と公共性を否定した。
また、逃亡していた女性が逮捕されたことを取り上げ「反省していない」などと書いた15年の記事についても、女性が不起訴処分となったことなどを挙げ、同事件への関与を真実と信じる相当の理由があるとは認められず、名誉毀損(きそん)に当たると判断した。
週刊新潮編集部の話 承服できない。控訴を検討する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82991c5b534ebb3c59eb4c2478363552e0a0b767
時事通信
「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、地下鉄サリン事件で特別指名手配されたオウム真理教元信者の女性が、発行元の新潮社などに165万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であった。
田中一彦裁判長(小田真治裁判長代読)は同社に33万円の賠償を命じた。
判決によると、同誌は2012年、女性が複数の異性と男女関係にあったとする記事を記載。田中裁判長は「貞操観念の低い人物との印象を与える」とした上で、「国民の正当な関心事と評価されない」と公共性を否定した。
また、逃亡していた女性が逮捕されたことを取り上げ「反省していない」などと書いた15年の記事についても、女性が不起訴処分となったことなどを挙げ、同事件への関与を真実と信じる相当の理由があるとは認められず、名誉毀損(きそん)に当たると判断した。
週刊新潮編集部の話 承服できない。控訴を検討する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82991c5b534ebb3c59eb4c2478363552e0a0b767