2020年5月21日 18時30分
https://mainichi.jp/articles/20200521/k00/00m/040/170000c
新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した事業者向けの融資金の名目で、金融機関を脅して6000万円を要求したとして、大阪府警は21日、同府四條畷市の無職、山崎晃平容疑者(58)ら2人を職務強要の疑いで逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
逮捕容疑は、共謀して3月27日午後、府内の政府系金融機関で、男性職員に「金が出えへんかったら分かってるんやろな。承知せえへんぞ」などと脅迫し、6000万円を融資するよう要求したとしている。
捜査4課によると、融資は新型コロナの影響で売り上げが減った個人事業者に、最大6000万円を低金利で貸し付ける制度。山崎容疑者が事業を行っていたかは不明で、申請書類も用意していなかったという。