アシックス スパイク技術が受賞
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200518/2020008124.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
スポーツ用品大手の「アシックス」が開発した靴底にピンがない新しい陸上用のスパイクを作る技術が、
企業や団体に送られる国際的な賞を受賞しました。
「アシックス」が新たに開発した陸上用のスパイクは、靴底に金属製のピンのかわりに
炭素繊維などの材料を特殊な製法で加工し、六角形を立体に組み合わせた突起を設けています。
これまでのスパイクと比べてピンが地面に刺さって抜ける時間が短縮でき、
軽量化にもつながる次世代のスパイクとして注目されていて、東京オリンピックでの活躍が期待される
陸上男子100メートルの桐生祥秀選手も使用しています。
このスパイクのために開発された炭素繊維などを複雑な形状で加工する技術は、
産業界からも高い評価をうけていて、このほど産業用材料の世界最大規模の展示会
「JECワールド」が革新的な技術開発を行った企業や団体に送る賞をスポーツ用品などの部門で受賞しました。
アシックスの谷口憲彦開発リーダーは「技術が世界に認められてすごく光栄です。
東京オリンピックは1年延期になりましたが、技術をさらに進化させ、
選手が最大限のパフォーマンスを出せるように貢献していきたい」と話しています。
05/18 12:06