「南国の貴婦人」オオゴマダラ、優雅に舞う 日本最大級のチョウ、次々に羽化
白地に黒のまだら模様が鮮やかなチョウが、優雅に舞う。京都市青少年科学センター(伏見区)の「チョウの家」。日本最大級のチョウ、オオゴマダラが次々と羽化し、人けの無いガラス張りの室内に羽音だけが響いていた。
オオゴマダラは、沖縄県などに分布し、羽を広げると15センチほどあり「南国の貴婦人」といわれる。同センターでは通年で観察できるようにと、3種類の南国のチョウを温室で飼育している。
産卵を促すため、新たなチョウを3月に入れたばかりだった。餌となるホウライカガミの葉を食べる幼虫もすくすく育ち、金色になる珍しいさなぎも輝いていた。学芸員の宿院雅広さん(56)は「個体数が増える一番いい季節だった。施設が再開したら間近で観察を楽しんでほしい」と、食草の入れ替えなど世話を続ける。
温室内を優雅に舞う日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」(京都市伏見区・市青少年科学センター)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/236797
2020年5月7日 15:02 京都新聞
白地に黒のまだら模様が鮮やかなチョウが、優雅に舞う。京都市青少年科学センター(伏見区)の「チョウの家」。日本最大級のチョウ、オオゴマダラが次々と羽化し、人けの無いガラス張りの室内に羽音だけが響いていた。
オオゴマダラは、沖縄県などに分布し、羽を広げると15センチほどあり「南国の貴婦人」といわれる。同センターでは通年で観察できるようにと、3種類の南国のチョウを温室で飼育している。
産卵を促すため、新たなチョウを3月に入れたばかりだった。餌となるホウライカガミの葉を食べる幼虫もすくすく育ち、金色になる珍しいさなぎも輝いていた。学芸員の宿院雅広さん(56)は「個体数が増える一番いい季節だった。施設が再開したら間近で観察を楽しんでほしい」と、食草の入れ替えなど世話を続ける。
温室内を優雅に舞う日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」(京都市伏見区・市青少年科学センター)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/236797
2020年5月7日 15:02 京都新聞