富山市の中央農高の肉用牛舎が、公益社団法人中央畜産会の安全規格「GAP取得チャレンジシステム」の認証を受けた。必須条件とされる衛生管理や飼育手順などの文書化を実現し、100を超えるチェック項目もクリアした。同校は快挙を足がかりにほかの日本規格や国際規格にも挑戦し、生徒の自信と学校のブランド化につなげる。
認証を受けた同校の牛舎は繁殖牛13頭、育成・肥育牛約20頭を飼育しており、生物生産科動物科学コースの生徒約30人が管理している。肉用牛の部門での認証は北陸3県では初となる。
GAP取得チャレンジシステムは、農林水産省の畜産GAP認証取得の準備段階として、生産者自身が決められた項目をチェック。中央畜産会が最終確認した後、認証が得られる。3月31日時点で乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏、肉用鶏の5部門で77経営体が認証を受け、このうち肉用牛は32経営体となっている。
GAP取得チャレンジシステムの認証を受けるためには「異常事態発生時の対処方法」「作業工程」「農場管理の運営方針」といった項目を文書化する必要があり、同校も約2年かけて活動を行ってきた。
動物科学コースで生徒を指導してきた柴田恭伸教諭(54)は「生徒とともに頑張ってきた成果が認められ、うれしい限り」と笑顔を見せた。
2020/04/14 02:10
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20200414203.htm
認証を受けた同校の牛舎は繁殖牛13頭、育成・肥育牛約20頭を飼育しており、生物生産科動物科学コースの生徒約30人が管理している。肉用牛の部門での認証は北陸3県では初となる。
GAP取得チャレンジシステムは、農林水産省の畜産GAP認証取得の準備段階として、生産者自身が決められた項目をチェック。中央畜産会が最終確認した後、認証が得られる。3月31日時点で乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏、肉用鶏の5部門で77経営体が認証を受け、このうち肉用牛は32経営体となっている。
GAP取得チャレンジシステムの認証を受けるためには「異常事態発生時の対処方法」「作業工程」「農場管理の運営方針」といった項目を文書化する必要があり、同校も約2年かけて活動を行ってきた。
動物科学コースで生徒を指導してきた柴田恭伸教諭(54)は「生徒とともに頑張ってきた成果が認められ、うれしい限り」と笑顔を見せた。
2020/04/14 02:10
https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20200414203.htm