アメリカ国防総省は25日、声明を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、海外でアメリカ軍部隊が移動することを60日間にわたり停止する措置を明らかにしました。
声明によりますと、一部の例外を除き、海外への部隊の展開や再配置、演習が停止されるということで、およそ9万人のアメリカ軍関係者が影響を受けるとしています。
一方、アメリカは現在、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンとの和平合意に基づき、現地に駐留するアメリカ軍部隊の撤退を進めていますが、これは今回の措置の対象にならず、撤退は続けられるということです。
アメリカ軍では24日、太平洋上に展開する原子力空母の乗組員3人が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになるなど、これまでに227人の軍人の感染が確認されています。
25日には、国防総省内でも初めての感染者が出るなど、今後さらに感染者が増加するおそれがあることから、省内に加えて世界各地のアメリカ軍基地や関連施設で警戒レベルを引き上げるなど対応に追われています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350901000.html
声明によりますと、一部の例外を除き、海外への部隊の展開や再配置、演習が停止されるということで、およそ9万人のアメリカ軍関係者が影響を受けるとしています。
一方、アメリカは現在、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンとの和平合意に基づき、現地に駐留するアメリカ軍部隊の撤退を進めていますが、これは今回の措置の対象にならず、撤退は続けられるということです。
アメリカ軍では24日、太平洋上に展開する原子力空母の乗組員3人が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになるなど、これまでに227人の軍人の感染が確認されています。
25日には、国防総省内でも初めての感染者が出るなど、今後さらに感染者が増加するおそれがあることから、省内に加えて世界各地のアメリカ軍基地や関連施設で警戒レベルを引き上げるなど対応に追われています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200326/k10012350901000.html