0001砂漠のマスカレード ★
2020/03/07(土) 18:07:08.93ID:Bm+/MPCV9* * *
街の人気を示す指標として近年注目されているのが、住宅ローン専門会社「アルヒ」が発表している「本当に住みやすい街大賞」。住環境・交通利便・教育環境・コストパフォーマンス・発展性の5つの基準から選ばれるもので、昨年12月に発表された最新ランキングの1位は「川口」でした。川口は以前、このシリーズでも紹介済みですが、今回はその隣駅である西川口に注目。「住みやすい街」の隣町の住み心地はいかがでしょう?
鉄道はJR京浜東北線のみで、都内まで2駅。京浜東北線が止まればアウトですが、上野、神田、東京、新橋などへは1本ですし、赤羽経由で池袋は約20分、新宿や渋谷も乗り換え込み時間込みで30分程度です。都内と反対方向に向かえば、浦和は9分、大宮は18分と、遊びの選択肢は豊富。また、川口市民の悲願は湘南新宿ラインや上野東京ラインの川口駅停車で、現市長もこれを公約として掲げており、JR東日本に要望書を提出しています。これが実現すれば、鉄道の利便性は一気に高まりそうです。
一方、道路状況はあまり良くありません。県南の主要道路は国道17号、国道122号、国道298号、外環道などですが、どれも微妙に距離があり、高速道路に乗るまでも少々時間が掛かります。おまけにJRの線路が地上を通っているので、線路を挟んだ反対側に移動するのも厄介(線路の本数が多く、通る電車も多いので、踏切が一切無い)。ただ、狭い道は少なく、道も分かりやすいので、運転はしやすいです。
中国人の進出で“リトルチャイナタウン”の様相に
西川口を取り上げる以上、この話題に触れないわけにはいきませんが、この街はかつて違法風俗がはびこったことで知られています。それらは警察の壊滅作戦により一掃されましたが、今でもどことなくその名残があり、住む街に“オシャレ”“上品”を求める方は、西川口を敬遠しがちでしょう。かつて風俗ゾーンだった一帯は、現在は中国人が進出しており、さながら“リトルチャイナタウン”の様相。極彩色の派手な看板を見ると、「ここは日本なのか」という声が漏れそうです
ただ、住み心地を考えると、プラス面も多い街です。駅周辺にはスーパー、ドラッグストア、100円ショップなど、生活に必要な店が揃っており、飲食店のラインナップも非常に豊富。チェーン店、個人経営に加え、近年は外国系の店舗が増えており、現地まで足を運ばなければ食べられないような珍しい料理も味わえます。中国の地方料理、韓国、インド、トルコ、フィリピン、タイ、ベトナム、ネパール、ウイグル……こんなにバラエティに富んだ味が楽しめる街は、都内でも新大久保一帯ぐらいではないでしょうか。しかもかなり安いので、食に関して好奇心旺盛な方にはもってこいでしょう。
家賃相場はワンルーム・1K・1DKで6.70万円(ライフホームズ調べ。2月26日時点)ですが、物件数が非常に多いゾーンなので、条件に合わせていくらでも家賃を削ることは可能です。気取らない雰囲気、都内への距離、買い物の便利さなど、メリットは多く、とりわけ独身男性には楽しめる街でしょう(オートレース場もあります)。ほんの少し歩けば平穏な住宅街が広がるのでファミリーでもOKですが、強いて言えば西口よりも東口のほうが、ネオンなどがおとなしいかと思われます。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200307-00000003-moneypost-bus_all
3/7(土) 13:00配信