0001次郎丸 ★
2020/03/07(土) 13:14:55.57ID:T9qIvMvP92020年3月7日 12:02
https://www.afpbb.com/articles/-/3271736
【3月7日 CNS】「中国のマスク生産能力は、1日あたり1億枚を超えた!」――新型コロナウイルスの感染が拡大する中、このニュースを聞いた人はみな驚き、ようやくマスクが買えると喜んだ。ところが、近くの薬局に聞くと、その返事は人を失望させるものだった。
「生産能力が上がっても、薬局の棚にマスクは並ばない」。これが現実だ。ネット通販のプラットフォームは、入荷はしているが、湖北省(Hubei)向けの出荷を優先するとしている。
ネット通販大手「京東(JD.com)」によると、第1陣のマスク1500万枚の販売は3日から開始し、1ユーザーあたり上限200枚、単価1.98元(約31円)とし、送り先住所は湖北省に限るとしている。
阿里巴巴(アリババ、Alibaba)は、2日以降、湖北省の住民に対し、予約なしでネット通販の「天猫(Tmall)」で直接発注すれば、自宅まで配達する。単価は1枚2元(約31円)、毎日300万枚を湖北省にのみ出荷するという。
では、湖北省以外の地域の住民はどうしたらよいのか。現在のネット通販でのマスク販売は、大部分は事前予約と早い者勝ち方式で、運に任せるしかない。しかも数量限定で、「京東」では毎日の上限は50万枚、全国のユーザーを対象とし、1分以内に完売するという。ほかのネット通販各社も、瞬間的に完売するか、あるいは画面上「在庫なし」の表示が続く状態だ。
■どうしてマスクが買えないのか
1億枚という数字は大きく感じるが、実際は、中国の需要数と比べると、まだ足りない。
国有の証券会社である華創証券(Huachuang Securities)の分析によると、中国の第二次産業と第三次産業の就業者数は5億3000万人で、全面的に業務を再開した場合、毎日少なくとも5億3000万枚のマスクが必要だ。仮に二次産業と医療、交通だけに限り業務再開した場合でも、一日に必要なマスクは2億3800万枚となる。
中国は世界最大のマスク生産国であり輸出国でもあるが、感染対策の中で、マスクの需給関係はまだ供給不足の状態にある。また、マスクの生産は原材料の不織布の制限もある。
不織布の主な原材料であるポリプロピレンは不足しておらず、価格は下がっている。石油化工業の国有会社「中国石化(Sinopec、シノペック)」は2日、2月のポリプロピレンなど医療衛生用材料の生産量は前月比3万3000トン増(50.8%増)の9万8000トンに達し、市場供給量は十分に足りていると発表した。
総じて、マスクの増産のためには、不織布の生産能力の引き上げが極めて重要であることが分かる。ただし、メルトブロー不織布の製造設備は価格が高く、国産でも500万元(約7600万円)、輸入設備だと1000万元(約1億5200万円)かかり、しかも納期が長いので、多くの企業は不織布の生産ではなくマスクの生産を選ぶという。(c)CNS/JCM/AFPBB News
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http://2chb.net/r/newsplus/1583474110/