https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000010-ykf-int
【断末魔の中国】
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、安倍晋三首相が要請した全国の小中学校や高校などの臨時休校が2日始まった。
一部の野党やメディアは「場当たり感が拭えない」「危うい選択」などと政権批判に必死だが、そもそも、このウイルスは、共産党独裁の中国が世界中にバラまいたものだ。
日中両政府は、4月上旬で調整してきた習近平国家主席の「国賓」来日を延期する方針を固めた。
こうしたなか、都市封鎖が続いている発生地の湖北省武漢市で2月末、「3時間の封鎖解除」「約30万人の大脱走」という異常事件が発生していたとの報道がある。
大量の感染者が逃げ出したのか。共産党幹部親族の感染情報。ノンフィクション作家、河添恵子氏の集中連載「断末魔の中国」第1弾。
中国当局は「新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めに取り組み、これが功を奏している」「武漢の状況は好転している」と、しきりに喧伝している。
しかしながら、武漢からは、「日々、新たな感染者が増え続けている」「家族の1人が感染すれば、一家全員がおしまいだ」
「多くの家族がこれまで全滅したが、家に閉じ込められている今、さらに増えていく」といった叫びが漏れ伝わっている。
公安による厳格な監視・管理体制が敷かれる武漢市、そして湖北省の各市、各地区の住民は、自宅待機という名の“獄中生活”を強いられている。
武漢市のある地区では、「外出は3日に1度、しかも家族のなかの1人だけが許されている」という。
また、多くの社区(=都市部の基礎的な行政区画の単位で、出入り口に管理人が常駐)では、住民の出入りを厳格に管理するため、出入り口を1カ所だけにしており、
「外出時と帰宅時のチェックはもちろんのこと、そもそも、自由な外出は許されていない」という。
「ネットで購入した食料品や生活必需品を、社区の出入り口で受け取るだけ」との嘆息も、SNSに書き込まれている。生活必需品の一部は、配給になったとの話もある。
こうしたなか、不可解な3時間の“大脱走”が発生したという。
反共産党系メディアによると、武漢当局は2月24日午前11時半ごろ、「武漢に出入りする車両と人員の管理の強化に関する文書」(第17号)を発行し、
「武漢で立ち往生している、非在住者は市から出ることができる」と通知し、封鎖を解除した。
ところが、同日の午後3時ごろになると
「第17号文書は、市司令部の下に設置された交通管理当局が、市司令部や主要な指導者の同意なしに発行したものであり、通知は無効」と通知し、
再び市が封鎖されたというのだ。
つまり、暫定的に約3時間だけ封鎖が解除されたのだ。中国人弁護士の1人は翌日、
「おそらく30万人ほどが武漢を脱出した」と大渋滞の写真とともにSNSに書き込み、それが拡散された。
そのため、「逃亡できたのは、その通知内容を事前に知らされて脱出の準備を進めていた党幹部やその家族に違いない」
「逃げた彼らは一体どこへ行ったのか?」などと非難が殺到した。
違うニュースもある。
固有名詞はあえて伏せるが、政治局常務委員(通称チャイナセブン)の娘婿が新型肺炎(COVID19)を患い、専用機で海外から北京へ帰国したという。
また、政治局委員(中国共産党の序列25位以内)の息子も感染した。ともに北京の同じ病院に入院していると、反共産党系メディアが報じている。
世界の感染症を分析している英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターは「新型肺炎報告書」(第6回)で、
「現在、中国を除く世界の患者の約3分の2は発見されていない」と報告した。
国際的な影響力を持つ科学雑誌2誌、英国の『ネイチャー』と米国の『サイエンス』は2月26日、
「新型肺炎が中国以外の世界の地域で急増しており、パンデミック(感染爆発)は回避できないかもしれない」との警告を発した。
■「親中は国益にならない」世界中から常識的な声
※続きはソースで
【断末魔の中国】
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、安倍晋三首相が要請した全国の小中学校や高校などの臨時休校が2日始まった。
一部の野党やメディアは「場当たり感が拭えない」「危うい選択」などと政権批判に必死だが、そもそも、このウイルスは、共産党独裁の中国が世界中にバラまいたものだ。
日中両政府は、4月上旬で調整してきた習近平国家主席の「国賓」来日を延期する方針を固めた。
こうしたなか、都市封鎖が続いている発生地の湖北省武漢市で2月末、「3時間の封鎖解除」「約30万人の大脱走」という異常事件が発生していたとの報道がある。
大量の感染者が逃げ出したのか。共産党幹部親族の感染情報。ノンフィクション作家、河添恵子氏の集中連載「断末魔の中国」第1弾。
中国当局は「新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めに取り組み、これが功を奏している」「武漢の状況は好転している」と、しきりに喧伝している。
しかしながら、武漢からは、「日々、新たな感染者が増え続けている」「家族の1人が感染すれば、一家全員がおしまいだ」
「多くの家族がこれまで全滅したが、家に閉じ込められている今、さらに増えていく」といった叫びが漏れ伝わっている。
公安による厳格な監視・管理体制が敷かれる武漢市、そして湖北省の各市、各地区の住民は、自宅待機という名の“獄中生活”を強いられている。
武漢市のある地区では、「外出は3日に1度、しかも家族のなかの1人だけが許されている」という。
また、多くの社区(=都市部の基礎的な行政区画の単位で、出入り口に管理人が常駐)では、住民の出入りを厳格に管理するため、出入り口を1カ所だけにしており、
「外出時と帰宅時のチェックはもちろんのこと、そもそも、自由な外出は許されていない」という。
「ネットで購入した食料品や生活必需品を、社区の出入り口で受け取るだけ」との嘆息も、SNSに書き込まれている。生活必需品の一部は、配給になったとの話もある。
こうしたなか、不可解な3時間の“大脱走”が発生したという。
反共産党系メディアによると、武漢当局は2月24日午前11時半ごろ、「武漢に出入りする車両と人員の管理の強化に関する文書」(第17号)を発行し、
「武漢で立ち往生している、非在住者は市から出ることができる」と通知し、封鎖を解除した。
ところが、同日の午後3時ごろになると
「第17号文書は、市司令部の下に設置された交通管理当局が、市司令部や主要な指導者の同意なしに発行したものであり、通知は無効」と通知し、
再び市が封鎖されたというのだ。
つまり、暫定的に約3時間だけ封鎖が解除されたのだ。中国人弁護士の1人は翌日、
「おそらく30万人ほどが武漢を脱出した」と大渋滞の写真とともにSNSに書き込み、それが拡散された。
そのため、「逃亡できたのは、その通知内容を事前に知らされて脱出の準備を進めていた党幹部やその家族に違いない」
「逃げた彼らは一体どこへ行ったのか?」などと非難が殺到した。
違うニュースもある。
固有名詞はあえて伏せるが、政治局常務委員(通称チャイナセブン)の娘婿が新型肺炎(COVID19)を患い、専用機で海外から北京へ帰国したという。
また、政治局委員(中国共産党の序列25位以内)の息子も感染した。ともに北京の同じ病院に入院していると、反共産党系メディアが報じている。
世界の感染症を分析している英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターは「新型肺炎報告書」(第6回)で、
「現在、中国を除く世界の患者の約3分の2は発見されていない」と報告した。
国際的な影響力を持つ科学雑誌2誌、英国の『ネイチャー』と米国の『サイエンス』は2月26日、
「新型肺炎が中国以外の世界の地域で急増しており、パンデミック(感染爆発)は回避できないかもしれない」との警告を発した。
■「親中は国益にならない」世界中から常識的な声
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