文部科学省は24日、法科大学院33校に2020年度に支給する補助金の配分率を公表した。司法試験合格率や教育内容によって増減する仕組みで、京都大など3校が最も高い120%となった。100%を超えたのは8校で、全体の2割にとどまった。
法科大学院では一部で司法試験合格率が低迷したため、文科省は15年度分の補助金から、実績に応じて傾斜配分する仕組みに変更。大学の規模に応じて支給する補助金に、配分率をかけて算出することにしている。
具体的には直近5年間の司法試験合格率などを基に、補助金の基礎額算定率を90%、80%、70%、60%、0%の5段階に分類。これに教育に関する計画や目標、取り組み状況などに応じて最高50%まで加算する。
この結果、最も配分率が高いのは京都大、神戸大、早稲田大の120%だった。100%を超えたのはほかに110%の一橋大と、105%の東京大、名古屋大、九州大、慶応大。
最低は駒沢大の60%。専修大、日本大、南山大、同志社大が65%だった。
2020年1月24日 17:00
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO54803990U0A120C2CR8000?s=4
法科大学院では一部で司法試験合格率が低迷したため、文科省は15年度分の補助金から、実績に応じて傾斜配分する仕組みに変更。大学の規模に応じて支給する補助金に、配分率をかけて算出することにしている。
具体的には直近5年間の司法試験合格率などを基に、補助金の基礎額算定率を90%、80%、70%、60%、0%の5段階に分類。これに教育に関する計画や目標、取り組み状況などに応じて最高50%まで加算する。
この結果、最も配分率が高いのは京都大、神戸大、早稲田大の120%だった。100%を超えたのはほかに110%の一橋大と、105%の東京大、名古屋大、九州大、慶応大。
最低は駒沢大の60%。専修大、日本大、南山大、同志社大が65%だった。
2020年1月24日 17:00
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO54803990U0A120C2CR8000?s=4