【1月14日 AFP】
南米エクアドル領ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)の無人島で火山が噴火し、生態学上重要な環境に溶岩が流出している。エクアドル当局が明らかにした。
ガラパゴス国立公園局(PNG)は、フェルナンディナ(Fernandina)島のラクンブレ(La Cumbre)火山で12日夜、噴火が始まったと発表した。同島はガラパゴス諸島の中で最も新しく形成された島の一つ。
標高1467メートルのラクンブレ火山から「溶岩が沿岸部に流れ下っている」という。
イグアナやペンギン、ガラパゴスコバネウ、ヘビ、固有種のネズミなど、多様な動物が生息するフェルナンディナ島は、生態学上「非常に重要」な価値を有していると、同局は説明している。
エクアドル地球物理学研究所(IGEPN)によると、噴火の前にはマグニチュード(M)4.7の地震が検知され、余震も29回発生したという。ラクンブレ火山は2018年6月にも噴火している。(c)AFP
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