2019年の政治家のジェンダーに関する問題発言を取り上げ、ワースト1位を決めるインターネット投票が30日から始まっている。上智大の三浦まり教授(政治学)らによる市民団体「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」が17年から始めたもので、今年で3回目。【中川聡子/統合デジタル取材センター】
<質問>ジェンダーって何?
19年の候補として選ばれた発言は、以下の8件。
▽平沢勝栄衆院議員「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」(1月3日、山梨県内での集会で)
▽麻生太郎財務相「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」(2月3日、福岡県内の国政報告会で)
▽桜田義孝衆院議員「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(5月29日、千葉県内の会合で)
▽増子輝彦参院議員「(女性の参院議員候補について)ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」など(7月19日、福島県内での選挙応援で)
▽稲田朋美衆院議員「自分と森(雅子参院議員)さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」(4月中旬、福島県内の集会で)
▽三ツ矢憲生衆院議員「この6年間で吉川有美(参院議員)は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」(7月12日、三重県内での選挙応援で)
▽萩生田光一衆院議員「(前出の三ツ矢議員の発言について)母親になって一つ大きくなった候補を応援してほしいという趣旨だ」「聴衆からは一番拍手があった」(7月14日、東京都内で記者団に)
▽安倍晋三首相「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」(7月16日、新潟県内での選挙応援で)
投票締め切りは20年1月9日で、結果の発表は同11日の予定。1人2票まで投票できる。
2019年12月31日 8時30分
毎日新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/17603136/
<質問>ジェンダーって何?
19年の候補として選ばれた発言は、以下の8件。
▽平沢勝栄衆院議員「LGBTで同性婚で男と男、女と女の結婚。これは批判したら変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ。ただ、この人たちばっかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」(1月3日、山梨県内での集会で)
▽麻生太郎財務相「(日本人の平均寿命が延びたのは)いいことじゃないですか。素晴らしいことですよ。いかにも年寄りが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるけど間違ってますよ。子どもを産まなかったほうが問題なんだから」(2月3日、福岡県内の国政報告会で)
▽桜田義孝衆院議員「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」(5月29日、千葉県内の会合で)
▽増子輝彦参院議員「(女性の参院議員候補について)ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」など(7月19日、福島県内での選挙応援で)
▽稲田朋美衆院議員「自分と森(雅子参院議員)さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」(4月中旬、福島県内の集会で)
▽三ツ矢憲生衆院議員「この6年間で吉川有美(参院議員)は何をしてきたのか。一番大きな功績は子どもをつくったこと」(7月12日、三重県内での選挙応援で)
▽萩生田光一衆院議員「(前出の三ツ矢議員の発言について)母親になって一つ大きくなった候補を応援してほしいという趣旨だ」「聴衆からは一番拍手があった」(7月14日、東京都内で記者団に)
▽安倍晋三首相「お父さんも恋人を誘って、お母さんは昔の恋人を探し出して投票箱に足を運んで」(7月16日、新潟県内での選挙応援で)
投票締め切りは20年1月9日で、結果の発表は同11日の予定。1人2票まで投票できる。
2019年12月31日 8時30分
毎日新聞
https://news.livedoor.com/article/detail/17603136/