https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191223/k10012225971000.html
成田空港で豚の伝染病ASF発生阻止の啓発活動
2019年12月23日 19時30分
年末年始の海外旅行シーズンを前に、豚の伝染病のASF、いわゆるアフリカ豚コレラの国内での発生を阻止しようと、成田空港で啓発活動が行われました。
ASFは国内で感染が拡大しているCSF、いわゆる豚コレラとは全く違う病気で、国内では発生が確認されていませんが、中国などアジア各国で感染が広がっています。
23日は動物検疫所の職員、10人ほどが成田空港のロビーで、ほとんどの国から肉製品の持ち込みはできないことが記されたチラシを配り、帰国の際は現地で家畜に触れたり、現地の土がついたままの靴を持ったりしている人は申し出るよう呼びかけていました。
農林水産省によりますと、ASFには有効なワクチンや治療法がなく、国内で発生した場合、畜産業に甚大な影響が出るおそれがあるということで、成田空港でも「検疫探知犬」を増やすなどして対策を強化しています。
動物検疫所成田支所の立崎昌子次長は「加工されたハムやソーセージにもASFのウイルスが含まれているおそれがある。そもそも肉製品はお土産として購入しないでほしい」と話していました。
成田空港で豚の伝染病ASF発生阻止の啓発活動
2019年12月23日 19時30分
年末年始の海外旅行シーズンを前に、豚の伝染病のASF、いわゆるアフリカ豚コレラの国内での発生を阻止しようと、成田空港で啓発活動が行われました。
ASFは国内で感染が拡大しているCSF、いわゆる豚コレラとは全く違う病気で、国内では発生が確認されていませんが、中国などアジア各国で感染が広がっています。
23日は動物検疫所の職員、10人ほどが成田空港のロビーで、ほとんどの国から肉製品の持ち込みはできないことが記されたチラシを配り、帰国の際は現地で家畜に触れたり、現地の土がついたままの靴を持ったりしている人は申し出るよう呼びかけていました。
農林水産省によりますと、ASFには有効なワクチンや治療法がなく、国内で発生した場合、畜産業に甚大な影響が出るおそれがあるということで、成田空港でも「検疫探知犬」を増やすなどして対策を強化しています。
動物検疫所成田支所の立崎昌子次長は「加工されたハムやソーセージにもASFのウイルスが含まれているおそれがある。そもそも肉製品はお土産として購入しないでほしい」と話していました。