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2019/11/22(金) 03:29:51.22ID:67maLEH69「究極のエコカー」と期待される燃料電池車を低価格のカーシェアリングで利用してもらう取り組みが都内で始まりました。
カーシェアリングは、商業施設や住宅街の駐車場にある車を複数の人が利用するサービスで、今回の取り組みは、サービスを展開する「オリックス自動車」と東京都が共同で始めました。
燃料電池車は、燃料となる水素と空気中の酸素の化学反応で生じた電気で走り、走行中に水しか排出しないことから「究極のエコカー」とも呼ばれています。
今回、利用できる燃料電池車の販売価格は700万円以上しますが、都が費用を一部負担することで料金は6時間で2800円、12時間で4200円と、ガソリンを燃料とするコンパクトカー以下におさえられています。
東京都は、環境性能に優れた自動車の普及を進めていて、2030年までに新車販売台数に占める燃料電池車や電気自動車の割合を50%にする目標を掲げていますが、昨年度は、わずか2%にとどまっていて、カーシェアリングを1つのきっかけにしたいというねらいがあります。
東京都の池上洋平次世代エネルギー推進担当課長は「燃料電池車は、まだ価格が高く認知度も低いので、カーシェアリングを通じてより多くの都民に知ってもらいたい。燃料電池車に水素を供給する水素ステーションの整備も合わせて進め、普及を図りたい」と話していました。
オリックス自動車の中西淳部長は「まだ始まったばかりだが、すでに少し先まで予約で埋まるなど反応はいい。稼働状況を分析したうえで、今後の展開を考えたい」と話していました。
この燃料電池車は、年末までに都内36か所のオリックス自動車のステーションに順次配備されるということです