給食費など682万円横領 小学校職員を懲戒免職
岐阜県教育委員会は19日、勤務先の小学校で管理している児童の給食費など計約682万円を銀行口座から引き出し横領したとして、岐阜市立岩小学校の男性事務職員(27)を懲戒免職処分にしたと発表した。
ほかに口座の入出金に必要な書類を作成しなかった事務職員に適切な監督を怠ったとして、女性校長(56)を減給10分の1(6カ月)、女性教頭(51)を戒告の懲戒処分とした。処分は3人とも18日付。県教委などによると、事務職員は昨年6月から今年8月22日の間に給食費や教材費、職員の親睦会費などを横領した。県警は計約60万円の業務上横領容疑で事務職員を逮捕したが、岐阜地検は10月に不起訴処分としていた。
岐阜市教委や県教委などが調査し、横領額は約682万円に上ることを確認した。事務職員は県教委の調査に「車のローンや奨学金の返済で横領した。穴埋めするためのギャンブルにも使った」と話したという。約300万円を返済しており、残額も返済の意思を示している。
また、県教委は同校の昨年度の校長で3月末に定年退職した男性(61)にも女性校長と同じ減給10分の1(6カ月)相当の責任を負うべきと求めた。男性は減給相当分の金額を自主返還する意向を伝えている。
2019年11月20日 08:30 岐阜新聞web
岐阜県教育委員会は19日、勤務先の小学校で管理している児童の給食費など計約682万円を銀行口座から引き出し横領したとして、岐阜市立岩小学校の男性事務職員(27)を懲戒免職処分にしたと発表した。
ほかに口座の入出金に必要な書類を作成しなかった事務職員に適切な監督を怠ったとして、女性校長(56)を減給10分の1(6カ月)、女性教頭(51)を戒告の懲戒処分とした。処分は3人とも18日付。県教委などによると、事務職員は昨年6月から今年8月22日の間に給食費や教材費、職員の親睦会費などを横領した。県警は計約60万円の業務上横領容疑で事務職員を逮捕したが、岐阜地検は10月に不起訴処分としていた。
岐阜市教委や県教委などが調査し、横領額は約682万円に上ることを確認した。事務職員は県教委の調査に「車のローンや奨学金の返済で横領した。穴埋めするためのギャンブルにも使った」と話したという。約300万円を返済しており、残額も返済の意思を示している。
また、県教委は同校の昨年度の校長で3月末に定年退職した男性(61)にも女性校長と同じ減給10分の1(6カ月)相当の責任を負うべきと求めた。男性は減給相当分の金額を自主返還する意向を伝えている。
2019年11月20日 08:30 岐阜新聞web