スパコン「富岳」が消費電力性能で世界1位を取った!
富士通と理化学研究所が共同で開発を進めているスーパーコンピューター(スパコン)「富岳」の原型機が、スパコンの消費電力性能を競うランキング「グリーン500」で世界1位を獲得した。
富岳は2021年頃の本格稼働を目指して開発が進んでいる。
創薬や防災、人工知能(AI)といった幅広い分野の新しい研究に活用が期待されている。
グリーン500は、世界中のコンピューターシステムの計算処理速度上位500位にランクインしたスパコンについて、少ない消費電力で効率的に計算できた順に順位付けをするもの。
理研のスパコンですでに運用を終えている「京」は、10年に獲得した5位が最高順位となっている。
京の後継機で今回1位を獲得した富岳は、富士通が開発した中央演算処理装置(CPU)「A64FX」を768個搭載している。
性能測定では、消費電力1ワット当たりの計算性能が16・876ギガフロップスだった。
理研計算科学研究センターの松岡聡センター長は「世界最高の電力性能を誇るCPUの開発に成功した。グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)マシンが上位を占める中、汎用CPUマシンがこれらを上回るのは画期的だ」としている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
ニュースイッチ 2019年11月19日 6時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/17401209/