営利目的で大麻を栽培・所持したとして、うるま署は16日までに、うるま市塩屋の無職の兄(26)と弟(24)の両容疑者を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。2人は「栽培した大麻を100回ぐらい人に売った。60万円ほど売り上げた」などと供述しているという。那覇地検は両容疑者を同法違反の罪で9日付で起訴した。
逮捕容疑は8月28〜30日、うるま市内の自宅で大麻を所持したほか、住居とは別のアパート室内で大麻草25株を栽培した疑い。乾燥大麻60グラムが押収された。 同署によると、2人は大麻の種子をインターネットで購入。栽培用鉢や照明器具を使って4月から自宅で栽培し、売りさばいていたという。
容疑者から大麻草を譲り受けたとして、友人の沖縄市の解体工の男(24)、読谷村の飲食店従業員の男(24)、沖縄市の派遣社員の男(25)も大麻取締法違反(譲受)容疑で逮捕された。那覇地検は3人を処分保留で釈放した。
2019年10月17日 08:26 沖縄タイムス
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