0001ばーど ★
2019/10/08(火) 17:57:43.37ID:dNhBcv1E95人の孫には殿下の称号が与えられない。一方で、王室の家族に義務付けられている行為をする必要もなくなる。
王室の一員ではあり続ける。公爵(女性公爵)の称号は持ち続けるという。
スウェーデンでは、王室の人数が多く公務に費用がかかり過ぎとの見方が広がっており、それを受けた措置とみられる。
誰が抜ける?
王室の発表によると、カール・フィリップ王子の息子2人と、マデレーン王女の子ども3人が、王室から外れる。
5人は現在1〜5歳。今後、税金を財源とした1年ごとの王室の手当を受け取れなくなる。
王室に詳しいロジャー・ラングレン氏は、同国で王室の人数の増加に厳しい目が向けられていることが関係しているとみる。
「議会は数年前、王室の基本原則を見直すと表明していた。見直し対象の1つが王室の規模だった」
ラングレン氏によると、グスタフ国王は自らの考えで今回の決断をした。イギリスのチャールズ皇太子が「王室を整理」したいと考えているとされることも意識したと思われるという。
また、5人の孫について、独自のキャリアを追求している英王室のベアトリス、ユージェニーの両王女になぞらえた。
過去100年で最多
スウェーデンの歴史家ディック・ハリソン氏によると、同国の王室は過去100年で最も人数が多くなっている。王室を抜けることで、5人は「ふつうの生活を送る」ことが可能になるという。
「5人は束縛から逃れられる。ふつうの人になれる一方で、王室の一員でもあり続けられる」
ハリソン氏はまた、5人は「理論上の王位継承権」は持ち続け、公的行事には今後も姿を見せる見込みだと説明する。
同氏によると、スウェーデンでは王室の財源に関する議論が続いているが、幼い子どもたちについては検討されていなかった。「国王がそれを防いでいた」という。
ヨーロッパで王室を維持しているのは、スウェーデン、イギリス、ノルウェー、デンマーク、スペイン、オランダ、ベルギーの各国。王室の制度や人数は国によって異なる。
(英語記事 Swedish king drops grandchildren from royal house)
2019年10月8日 12時15分
BBC News
https://news.livedoor.com/article/detail/17200392/