https://jp.reuters.com/article/nissan-saikawa-regisn-idJPKCN1VU1JQ
ビジネス
2019年9月9日 / 16:16 / 4時間前更新
辞任はやや早いタイミング、取締役会で決まった=西川日産社長
Reuters Staff
[横浜市 9日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)の西川広人社長は9日夜の会見で、自身の辞任について「やや早いタイミングだと思うが、取締役会の議論で決めていただいた」と述べた。同日の取締役会で西川氏の9月16日付での辞任が決まった。
このタイミングで辞任する背景について西川氏は、社内調査を通じてカルロス・ゴーン前会長らへの損害賠償請求に道筋ついたことや、自身が不正に報酬を受けていた問題についての調査が決着したこと、低迷していた業績に回復の兆しがあることなどから、適切な節目と判断したと説明した。
ゴーン前会長の不正事件に関して「少なからず経営責任がある」とし、辞任の考えについては「ずっと持っていた」と述べた。「できる限り早い段階でけじめをつけ、後任に引き継ぎたい気持ちはあった」とし、もともと節目を捉えて辞任する意向を持ち続けていたと語った。
ゴーン氏や前代表取締役のグレッグ・ケリー氏については「顧客や社員に心配・迷惑をかけたことが一番の罪」と指摘。このことに関し「悔いや謝罪を一回も聞いたことがない」と批判した。
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2019年9月9日 / 16:16 / 4時間前更新
辞任はやや早いタイミング、取締役会で決まった=西川日産社長
Reuters Staff
[横浜市 9日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)の西川広人社長は9日夜の会見で、自身の辞任について「やや早いタイミングだと思うが、取締役会の議論で決めていただいた」と述べた。同日の取締役会で西川氏の9月16日付での辞任が決まった。
このタイミングで辞任する背景について西川氏は、社内調査を通じてカルロス・ゴーン前会長らへの損害賠償請求に道筋ついたことや、自身が不正に報酬を受けていた問題についての調査が決着したこと、低迷していた業績に回復の兆しがあることなどから、適切な節目と判断したと説明した。
ゴーン前会長の不正事件に関して「少なからず経営責任がある」とし、辞任の考えについては「ずっと持っていた」と述べた。「できる限り早い段階でけじめをつけ、後任に引き継ぎたい気持ちはあった」とし、もともと節目を捉えて辞任する意向を持ち続けていたと語った。
ゴーン氏や前代表取締役のグレッグ・ケリー氏については「顧客や社員に心配・迷惑をかけたことが一番の罪」と指摘。このことに関し「悔いや謝罪を一回も聞いたことがない」と批判した。