0001アンドロメダ ★
2019/08/29(木) 20:42:00.57ID:eyaJNJj89調査地域:首都40km圏、阪神30km圏
調査対象:20〜69歳の男女3080人(2018年・有効回収数)
調査手法:訪問留置法
調査時期:1992年から偶数年5月に実施(最新調査は2018年5月16日〜6月15日)
(前略)
さらに、食分野で注目すべき変化があります。
「生活定点」の「好きな料理ベスト3は何ですか?」という質問で、近年、不動のベスト3をキープしている寿司、焼き肉、ラーメンの三強のうち、寿司とラーメンに異変が見られるのです。
とくに注目したいのは、20年間にわたって、ずっと好きな料理1位の座を守る寿司に起きている、“30代男性の寿司離れ”です。
寿司が「好きな料理ベスト3に入る」と答えた30代男性は、2016年には36.3%でしたが、2018年には過去最低の24.1%へと、わずか2年で実に12.2ポイントも下降していました。
「人にごちそうするなら、寿司が鉄板」と思っている人は、要注意かもしれません。
後輩をねぎらおうと寿司に誘っても、思ったほど喜んでもらえない可能性もあるのです。
金額も、食べるシーンも異なるでしょうが、食の好みだけをみれば、30代男性にとっての寿司とは、カレーライス(好きな料理ベスト3に入る:23.8%)や鶏のから揚げ(同:21.9%)をご馳走するのと、変わらないくらいの地位になってしまっているのですから。
▼気になるラーメン離れの背景
もう1つ、気になる異変が、“20代女性のラーメン離れ”です。
同じく「好きな料理ベスト3」を尋ねる質問に対し、ラーメンと答えた20代女性は、2016年には25.5%でしたが、2018年には13.0%へと、2年で12.5ポイントも急落しています。
体に気を遣った生活を心がけているのかと思いきや、そうした傾向は調査では現れていません。?
「健康に気をつけた食事をしている」
?2016年 29.8% → 2018年 25.2%(-4.6ポイント)
「ダイエットを意識した食事をしている」
?2016年 26.0% → 2018年 22.8%(-3.2ポイント)
「自然食品(オーガニック、無添加食品など)をよく利用する」
?2016年 16.6% → 2018年 8.9%(-7.7ポイント)
「太らないように気を配っている」
?2016年 48.1%?→?2018年 46.3%(-1.8ポイント)
と、むしろ食事や健康に気を遣わない人が、わずかながら増えているほどです。
ちなみに、ラーメンが「好きな料理ベスト3に入る」と答える人の割合が、毎回女性の2倍以上に上り、ラーメン人気を支えている男性層においても、
40代男性?2016年 39.0% → 2018年 28.4%(-10.6ポイント)
30代男性?2016年 40.2% → 2018年 36.7%(-3.5ポイント)
20代男性?2016年 40.0% → 2018年 30.8%(-9.2ポイント)
と、軒並みラーメン離れが起きています。
寿司にしてもラーメンにしても、ここ2年に限った傾向であり、いまだ20〜30%の人が好きと答える、人気が根強い食べ物であることには変わりません。
生活者の短期的な気まぐれなのか、本格的に心が離れる兆しなのか、注目していきたい傾向です。
▽記事内容を一部引用しました。全文はソースでご覧下さい
https://toyokeizai.net/articles/-/298396