6/6(木) 20:52配信
Web東奥
9月にオープンする新県総合運動公園陸上競技場(青森市)のフィールド部分の天然芝の根付きが悪く、来春まで利用できない可能性が出ている。新競技場では8月末から約3週間、東京五輪の男子ハンマー投げでメダルが期待されているタジキスタンのディルショド・ナザロフ選手らが強化合宿を行う予定だが、県は直前まで芝生の状態を見極めながら最終的な利用の可否を判断するという。サッカーやラグビーなど芝生への影響が大きい競技については、今季の利用を既に断念。J3昇格を目指すJFLラインメール青森のホーム戦開催にも影響が出ている。
新競技場本体の建築工事自体は昨年末に終わり、9月1日にはこけら落としとして県民駅伝競走大会が開かれることになっている。同じ時期に強化合宿を行うナザロフ選手らタジキスタンの陸上選手も新競技場のオープニングセレモニーに参加する予定だ。
同国選手の合宿に向け、5月23日には同国駐日特命全権大使のジャロロフ・ミルゾシャリフ氏が新競技場内を視察し「グレイト」と太鼓判を押したばかり。しかし、天然芝の根付きが思うように進まず、この時も立ち入りができない状態だった。
関係者の間では、以前から「オープニングに間に合わない」との声が出ていた。県スポーツ健康課の担当者は取材に対し「芝生が思ったよりも育っておらず、養生が必要な状態」と説明。今季の見通しについて「陸上はフィールド競技も含めて利用できるかもしれないので、9月のオープンぎりぎりまで様子を見たい。サッカーやラグビーは芝生へのダメージが大きいので、今季は養生に充てた上で、来季からの利用を目指す」と話した。
新競技場は、2025年に青森県で開かれる国民スポーツ大会のメイン会場。約2万人収容のスタンド、1周400メートル×9レーンの陸上トラック、ナイター照明など県内最大規模の設備を誇り、J3やラグビートップリーグも開催できる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000007-webtoo-l02
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9月にオープンする新県総合運動公園陸上競技場(青森市)のフィールド部分の天然芝の根付きが悪く、来春まで利用できない可能性が出ている。新競技場では8月末から約3週間、東京五輪の男子ハンマー投げでメダルが期待されているタジキスタンのディルショド・ナザロフ選手らが強化合宿を行う予定だが、県は直前まで芝生の状態を見極めながら最終的な利用の可否を判断するという。サッカーやラグビーなど芝生への影響が大きい競技については、今季の利用を既に断念。J3昇格を目指すJFLラインメール青森のホーム戦開催にも影響が出ている。
新競技場本体の建築工事自体は昨年末に終わり、9月1日にはこけら落としとして県民駅伝競走大会が開かれることになっている。同じ時期に強化合宿を行うナザロフ選手らタジキスタンの陸上選手も新競技場のオープニングセレモニーに参加する予定だ。
同国選手の合宿に向け、5月23日には同国駐日特命全権大使のジャロロフ・ミルゾシャリフ氏が新競技場内を視察し「グレイト」と太鼓判を押したばかり。しかし、天然芝の根付きが思うように進まず、この時も立ち入りができない状態だった。
関係者の間では、以前から「オープニングに間に合わない」との声が出ていた。県スポーツ健康課の担当者は取材に対し「芝生が思ったよりも育っておらず、養生が必要な状態」と説明。今季の見通しについて「陸上はフィールド競技も含めて利用できるかもしれないので、9月のオープンぎりぎりまで様子を見たい。サッカーやラグビーは芝生へのダメージが大きいので、今季は養生に充てた上で、来季からの利用を目指す」と話した。
新競技場は、2025年に青森県で開かれる国民スポーツ大会のメイン会場。約2万人収容のスタンド、1周400メートル×9レーンの陸上トラック、ナイター照明など県内最大規模の設備を誇り、J3やラグビートップリーグも開催できる。
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