共同通信 2019/6/4 18:01 (JST)6/4 18:03 (JST)updated
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栃木県那須町の那須どうぶつ王国は4日、飼育している国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウが卵1個を産んだと発表した。
長野県大町市の大町山岳博物館で2017年にふ化し今年5月下旬に同園で死んだ雄と、17年に同園でふ化した雌のつがいの卵だという。
同園によると、今年5月7日から時間を限定して同居させており、繁殖行動がみられたが、
同月25日、雄が飼育室で死んでいるのを飼育員が発見。
今月3日朝、卵を発見し、ふ化器に移した。有精卵なら3週間ほどでふ化する。
3月から一般公開していたが、今後も卵を産む可能性があるため、今月3日から展示を中止している。
◇ 産卵したニホンライチョウの雌=3日、栃木県那須町の那須どうぶつ王国(那須どうぶつ王国提供)
