永久凍土からオオカミの頭部 3万年前、脳や筋肉残るほぼ完全な状態
毎日新聞 2019年6月3日 21時01分(最終更新 6月3日 21時01分)
https://mainichi.jp/articles/20190603/k00/00m/040/228000c
東京慈恵会医大とロシア科学アカデミーなどのチームは3日、北東シベリアの永久凍土の中から約3万年前のオオカミの頭部を発見したと発表した。
骨だけでなく、脳や筋肉、毛皮や眼球が冷凍保存され、ほぼ完全な状態で見つかった。
コンピューター断層撮影(CT)で頭部を調べた鈴木直樹・慈恵医大客員教授(古生物学)は
「まるで生きているようだ」と驚く。
3歳前後の成体の頭で、体長は推定1メートル前後と現生のオオカミより小さい。
今後は組織やDNAを調べ、生態や現生のオオカミとの関係を明らかにする予定だ。
◇ 北東シベリアの永久凍土で見つかった約3万年前のオオカミの頭部(研究チーム提供)
毎日新聞 2019年6月3日 21時01分(最終更新 6月3日 21時01分)
https://mainichi.jp/articles/20190603/k00/00m/040/228000c
東京慈恵会医大とロシア科学アカデミーなどのチームは3日、北東シベリアの永久凍土の中から約3万年前のオオカミの頭部を発見したと発表した。
骨だけでなく、脳や筋肉、毛皮や眼球が冷凍保存され、ほぼ完全な状態で見つかった。
コンピューター断層撮影(CT)で頭部を調べた鈴木直樹・慈恵医大客員教授(古生物学)は
「まるで生きているようだ」と驚く。
3歳前後の成体の頭で、体長は推定1メートル前後と現生のオオカミより小さい。
今後は組織やDNAを調べ、生態や現生のオオカミとの関係を明らかにする予定だ。
◇ 北東シベリアの永久凍土で見つかった約3万年前のオオカミの頭部(研究チーム提供)