園児プール死亡事故で保育園に2千万円賠償命令 園の責任認める
京都市上京区の保育園「せいしん幼児園」で2014年夏、
プール活動をしていた榛葉天翔(あもう)ちゃん=当時(4)=が死亡した事故で、
両親らが、同園を運営する社会福祉法人「正親福祉会」(上京区)に
約4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、京都地裁であった。
井上一成裁判長は正親福祉会に約2千万円の支払いを命じた。
訴訟で両親側は、保育士2人が数分間プールから離れるなど不十分な監視を行い、
天翔ちゃんを溺死させたとし、同会に使用者責任があると主張。
園側は「給食の吐しゃ物誤えんなどの可能性がある」と請求棄却を求めていた。
事故を巡っては、15年に両親が当時の園長ら4人を業務上過失致死容疑で京都地検に告訴。
地検は16年に不起訴処分(嫌疑不十分)としたが、同年に検察審査会が不起訴不当と議決。
地検は17年に再び不起訴処分とし、園側の刑事責任は問えなかった。
【 2019年05月16日 13時27分 】
京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190516000085
京都市上京区の保育園「せいしん幼児園」で2014年夏、
プール活動をしていた榛葉天翔(あもう)ちゃん=当時(4)=が死亡した事故で、
両親らが、同園を運営する社会福祉法人「正親福祉会」(上京区)に
約4200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、京都地裁であった。
井上一成裁判長は正親福祉会に約2千万円の支払いを命じた。
訴訟で両親側は、保育士2人が数分間プールから離れるなど不十分な監視を行い、
天翔ちゃんを溺死させたとし、同会に使用者責任があると主張。
園側は「給食の吐しゃ物誤えんなどの可能性がある」と請求棄却を求めていた。
事故を巡っては、15年に両親が当時の園長ら4人を業務上過失致死容疑で京都地検に告訴。
地検は16年に不起訴処分(嫌疑不十分)としたが、同年に検察審査会が不起訴不当と議決。
地検は17年に再び不起訴処分とし、園側の刑事責任は問えなかった。
【 2019年05月16日 13時27分 】
京都新聞
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190516000085