https://wired.jp/2019/04/13/facebook-rolls-out-more-features-dead-people/
2019.04.13 SAT 11:30
Facebookはユーザーの死後も、遺された人々との「つながり」を保つプラットフォームになる
Facebookのユーザーが亡くなった際に、親族や友人たちが故人を回想できる場所を設けることをフェイスブックが発表した。故人のFacebookプロフィールやタイムラインとは別に「トリビュート」セクションを設け、そこにコメントや写真などを投稿して追悼できる仕組みだ。こうした取り組みを通じてFacebookは、死後も人々をつなげるプラットフォームであろうとしている。
Facebookは“生きている”人々のためにつくられたソーシャルメディアである。しかし、その成長とともに、ユーザーが亡くなったときにどうすべきかを決める必要性が生じてきた。そこでフェイスブックは2015年、ユーザーが亡くなった際にアカウントの管理を任せられる相手として「レガシーコンタクト」を設定できるようにしたが、そのシステムは完璧ではなく、関連する規定の一部がユーザーに不快感を与えたのだ。
そこでフェイスブックは、レガシーコンタクトの権限を強化することを4月9日(米国時間)に発表した。そのひとつが、新たに設けられた「トリビュート」セクションである。親族や友人たちが故人を回想できる場所で、その管理権限をレガシーコンタクトがもつことになる。
この機能は、人々の人生において最も重要な出来事を記録する場でありたいという、Facebookの思いの表れである。それがたとえ「死」であってもだ。
「大切な人を亡くした親しい友人がおり、思い出を残しておくうえでFacebookがどれほど重要かを話してくれたのです」と、フェイスブックの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグは話す。「友人のキムは兄弟を自殺で亡くし、彼女も母親も葬儀をする気持ちの整理がついていませんでした。そこでFacebookが彼女たちにとっての追悼の場となったのです」
家族や友人だけが「追悼アカウント」を指定可能に
(リンク先に続きあり)
PHOTO: MIRALEX/GETTY IMAGES
2019.04.13 SAT 11:30
Facebookはユーザーの死後も、遺された人々との「つながり」を保つプラットフォームになる
Facebookのユーザーが亡くなった際に、親族や友人たちが故人を回想できる場所を設けることをフェイスブックが発表した。故人のFacebookプロフィールやタイムラインとは別に「トリビュート」セクションを設け、そこにコメントや写真などを投稿して追悼できる仕組みだ。こうした取り組みを通じてFacebookは、死後も人々をつなげるプラットフォームであろうとしている。
Facebookは“生きている”人々のためにつくられたソーシャルメディアである。しかし、その成長とともに、ユーザーが亡くなったときにどうすべきかを決める必要性が生じてきた。そこでフェイスブックは2015年、ユーザーが亡くなった際にアカウントの管理を任せられる相手として「レガシーコンタクト」を設定できるようにしたが、そのシステムは完璧ではなく、関連する規定の一部がユーザーに不快感を与えたのだ。
そこでフェイスブックは、レガシーコンタクトの権限を強化することを4月9日(米国時間)に発表した。そのひとつが、新たに設けられた「トリビュート」セクションである。親族や友人たちが故人を回想できる場所で、その管理権限をレガシーコンタクトがもつことになる。
この機能は、人々の人生において最も重要な出来事を記録する場でありたいという、Facebookの思いの表れである。それがたとえ「死」であってもだ。
「大切な人を亡くした親しい友人がおり、思い出を残しておくうえでFacebookがどれほど重要かを話してくれたのです」と、フェイスブックの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグは話す。「友人のキムは兄弟を自殺で亡くし、彼女も母親も葬儀をする気持ちの整理がついていませんでした。そこでFacebookが彼女たちにとっての追悼の場となったのです」
家族や友人だけが「追悼アカウント」を指定可能に
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PHOTO: MIRALEX/GETTY IMAGES