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ラッパーの影響、フェースタトゥーが人気 米ニューヨーク
2019年2月28日 14:12
発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ]
【2月28日 AFP】顔に入れ墨をする「フェースタトゥー」をしている人は、以前はごく少数に限られていた。だが、フェースタトゥーをしたラッパーのおかげで、一般の人の間でも人気が出てきている。一方、永久に消えないものを顧客の顔に彫ることに、難色を示すタトゥーアーティストもいる。
米ニューヨークのイーストビレッジ(East Village)にあるタトゥースタジオには、まだ10代の客も訪れる。中には、体にさえタトゥーを彫った経験がないのに、顔に消すことができないタトゥーを彫ってほしいと希望する若者もいる。
アンドロメダ・スタジオ33(Andromeda Studio 33)のアルマンド・ゲバラ(Armando Guevara)さんは、「最近はすごいブームだ。テレビのおかげでね」と話す。
若者がテレビで目にする、フェースタトゥーを入れたラッパーには、グラミー賞(Grammy Awards)にもノミネートされたポスト・マローン(Post Malone)や21サヴェージ(21 Savage)、リル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)らがいる。また、昨年急逝したXXXテンタシオン(XXXTentacion)もフェースタトゥーを入れていた。
自身もラッパーだというニューヨーク在住のシャギー・ジョンセン(Shaggy Johnsen)さん(22)は、こめかみにアニメキャラクターのバッグス・バニー(Bugs Bunny)のタトゥーを入れている。自分が好きなラッパーの影響だという。「重要なのは、いかに自分をアピールするか。目立たせるかだ」
モデル兼ラッパーのアダム・アロンソ(Adam Alonso)さんはAFPの取材に対し、フェースタトゥーは、自分を隠す「仮面」のようなものだと打ち明けた。
「過去に人から傷つけられたことがあって、もうそんな思いをしたくない。だから、街で人から話し掛けられないように、(フェースタトゥーで)壁を築いている」
■差別は当たり前
(リンク先に続きあり)
ラッパーのポスト・マルーンさん
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