岩屋防衛大臣は、日本を訪れているオーストラリアのパイン国防相と会談し、自衛隊とオーストラリア軍が、共同訓練などを円滑に進めるため、武器・弾薬の取り扱いや事件・事故が発生した場合の対応をあらかじめ取り決めておく協定を、年内の早い時期に妥結できるよう、交渉を加速させることで一致しました。
岩屋防衛大臣は23日、オーストラリアのパイン国防相と防衛省で会談しました。
この中で、岩屋大臣は、「両国は、特別な戦略的パートナーであり、連携を一層強化したい。円滑化協定の早期妥結に向け、尽力していく」と述べたのに対し、パイン国防相は、「日本は重要な準同盟国であり、防衛協力をさらに深化させたい」と応じました。
そして会談では、自衛隊とオーストラリア軍の間で、円滑化協定をことし3月を目指して年内の早い時期に妥結できるよう、交渉を加速させることで一致しました。
この協定は、自衛隊とオーストラリア軍が、お互いの国を訪問して共同訓練を行ったり、災害が起きた際に支援したりする場合に、武器・弾薬の取り扱いや、事件・事故を起こした際の裁判権などについて、あらかじめ取り決めておくものです。
さらに、会談では、北朝鮮が海上で物資を積み替えるいわゆる「瀬取り」への対策で、自衛隊とオーストラリア軍が緊密に連携していくことを確認しました。
2019年1月23日 23時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788811000.html
岩屋防衛大臣は23日、オーストラリアのパイン国防相と防衛省で会談しました。
この中で、岩屋大臣は、「両国は、特別な戦略的パートナーであり、連携を一層強化したい。円滑化協定の早期妥結に向け、尽力していく」と述べたのに対し、パイン国防相は、「日本は重要な準同盟国であり、防衛協力をさらに深化させたい」と応じました。
そして会談では、自衛隊とオーストラリア軍の間で、円滑化協定をことし3月を目指して年内の早い時期に妥結できるよう、交渉を加速させることで一致しました。
この協定は、自衛隊とオーストラリア軍が、お互いの国を訪問して共同訓練を行ったり、災害が起きた際に支援したりする場合に、武器・弾薬の取り扱いや、事件・事故を起こした際の裁判権などについて、あらかじめ取り決めておくものです。
さらに、会談では、北朝鮮が海上で物資を積み替えるいわゆる「瀬取り」への対策で、自衛隊とオーストラリア軍が緊密に連携していくことを確認しました。
2019年1月23日 23時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190123/k10011788811000.html