中国宅配最大手の順豊控股は26日、独物流大手のDHLから中国事業の一部を55億元(約890億円)で買収すると発表した。
対象は中国大陸と香港、マカオにおける企業のサプライチェーン(供給網)運営支援事業。
順豊は事業買収を通じ物流設備の質を高めコストも下げるとしており、中国国内での法人向け事業の基盤の強化につなげる。
順豊が買収するのは、DHL傘下で中国でサプライチェーン関連事業を手掛ける北京と香港の2社。
2社合計の2017年度の売上高は35億元、純利益は1億4千万元。
順豊は今後、中国当局の審査を経て買収実現を目指す。
買収後もDHLのブランドは残す。
DHLは中国で国際物流やインターネット通販関連の事業も営んでおり、これらの事業は自前で続ける。
順豊は26日に18年1~9月期の決算も発表し、売上高は前年同期比31%増の653億元、純利益は17%減の30億元だった。
宅配ロッカー事業の投資が収益に響いたものの、当日配送など主力の宅配事業では受注が増え好調が続いている。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO37009220W8A021C1FFE000?s=0
対象は中国大陸と香港、マカオにおける企業のサプライチェーン(供給網)運営支援事業。
順豊は事業買収を通じ物流設備の質を高めコストも下げるとしており、中国国内での法人向け事業の基盤の強化につなげる。
順豊が買収するのは、DHL傘下で中国でサプライチェーン関連事業を手掛ける北京と香港の2社。
2社合計の2017年度の売上高は35億元、純利益は1億4千万元。
順豊は今後、中国当局の審査を経て買収実現を目指す。
買収後もDHLのブランドは残す。
DHLは中国で国際物流やインターネット通販関連の事業も営んでおり、これらの事業は自前で続ける。
順豊は26日に18年1~9月期の決算も発表し、売上高は前年同期比31%増の653億元、純利益は17%減の30億元だった。
宅配ロッカー事業の投資が収益に響いたものの、当日配送など主力の宅配事業では受注が増え好調が続いている。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO37009220W8A021C1FFE000?s=0