いじめ1万2000件余過去最多
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181025/5090004769.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
昨年度、県内の学校で認知されたいじめの件数は、1万2000件余りで、過去最多となりました。
県教育委員会はいじめを積極的に報告するよう学校側に求めてきた結果だとしたうえで、
いじめの早期発見に向けた取り組みをさらに強化したいとしています。
文部科学省は毎年度、各地の教育委員会を通じて学校でのいじめの件数を調べていて、
昨年度、県内の小中学校と高校、それに特別支援学校で認知されたいじめの件数は、
あわせて1万2580件と前の年度に比べて98件増加し、都道府県ごとの件数の公表を始めた
平成9年度以降、最も多くなりました。
このうち小学校の認知件数が1万1385件、中学校が1005件、
高校が173件、特別支援学校が17件となっています。
県教育委員会は、いじめを早期に発見しようと、5年前に施行された
「いじめ防止対策推進法」に基づき、県内の小中学校に対し、
定期的なアンケート調査を行うなど、積極的な報告を求めています。
こうしたことを踏まえ、県教育委員会は、昨年度のいじめの認知件数が過去最多になったことについて、
悪口など心理的な苦痛を与える行為もいじめとして積極的に報告させていることや、
個人面談の充実など子どもが相談しやすい環境づくりに取り組んでいることが背景にあるとしています。
そのうえで、今後、いじめの早期発見に向け、アンケート調査の回数を増やしたり、
SNSを使ったいじめ対策の一環として、学校で専門家を招いた講演会を開いたりするなど
取り組みをさらに強化したいとしています。
10/25 17:44