0001みつを ★
2018/10/20(土) 08:00:59.13ID:CAP_USER9皇后さま きょう84歳の誕生日
2018年10月20日 6時33分皇室
皇后さまは20日、84歳の誕生日を迎えられました。来年4月の天皇陛下の退位を前に、皇后として迎える最後の誕生日です。
皇后さまは誕生日にあたって記者の質問に文書で回答を寄せられました。
この中で皇后さまは、この1年に相次いだ地震や豪雨などに触れ、「災害により犠牲になられた方々を心より悼み、残された方々のお悲しみを少しでも分け持てればと思っています」と述べられました。
そして「被災者の静かに物事に耐える姿、そして恐らくは一人一人が大きな心の試練を経験しているだろう中で、健気に生きている子ども達の姿にいつも胸を打たれています」と記されました。
皇后さまは天皇陛下が来年4月で退位されることについて「5月からは皇太子が、陛下のこれまでと変わらず、心を込めてお役を果たしていくことを確信しています」と述べられました。
そして「私も陛下のおそばで、これまで通り国と人々の上によき事を祈りつつ、これから皇太子と皇太子妃が築いてゆく新しい御代の安泰を祈り続けていきたいと思います」とつづられました。
続いて皇后さまは、結婚以来60年近く変わることのなかった天皇陛下の姿勢に触れながら「義務を一つ一つ果たしつつ、次第に国と国民への信頼と敬愛を深めていかれる御様子をお近くで感じとると共に、新憲法で定められた『象徴』のお立場をいかに生きるかを模索し続ける御姿を見上げつつ過ごした日々を、今深い感慨と共に思い起こしています」と記されました。
そしてご自身については「皇太子妃、皇后という立場を生きることは、私にとり決して易しいことではありませんでした」と振り返ったうえで「与えられた義務を果たしつつ、その都度新たに気付かされたことを心にとどめていくーそうした日々を重ねて、60年という歳月が流れたように思います」と述べられました。
皇后さまはまた、天皇陛下の退位後について「陛下の御健康をお見守りしつつ、御一緒に穏やかな日々を過ごしていかれればと願っています。そうした中で、これまでと同じく日本や世界の出来事に目を向け、心を寄せ続けていければと思っています」と記されました。
そして北朝鮮による拉致問題を例の1つに挙げ、「これからも家族の方たちの気持ちに陰ながら寄り添っていきたいと思います」とつづられました。
皇后さまは最後に、公務を離れたあとの暮らしについて「これまでにいつか読みたいと思って求めたまま、手つかずになっていた本を、これからは一冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています」などと語り、「残された日々を、静かに心豊かに過ごしていけるよう願っています」と結ばれました。
皇居では20日、皇族方や衆参両院の議長らも出席して皇后さまの誕生日の祝賀行事が行われます。