既存の出版会社を通さず、Amazonのオンデマンド出版サービス「CreateSpace」で自己出版した書籍がフランスの文学賞「ルノードー賞」の候補に選ばれました。まさに新たな出版の形を予感させるできごとであるわけですが、これについてフランス全土にある独立系の書店を代表する団体が、賞を運営する団体とAmazonに対して抗議の声を上げています。
抗議を行っているのは、フランスの書店を代表する団体「Syndicat de la librairie française」(フランスの書店の組織)で、ルノードー賞の候補者を選んだ審査員に対して「本に脅威を与えるものを守るのではなく、本を守るべきだ」と主張しています。
その「本に脅威を与えるもの」としてやり玉に挙げられているのが、Amazonです。小売業に革命を起こし続けているAmazonは、一方では既存の出版業界とその周辺のエコシステムを破壊しているとして批判を受けることもあります。そして今回の一件で特に問題とされているのが、CreateSpaceを通じて出版された本が著名な文学賞を受賞しようとしている点です。
2018年のルノードー賞の候補には17本の作品が選ばれており、その中の一冊、マルコ・コスカス氏著の「Bande deFrançais」が渦中の作品です。イスラエル系フランス人であるコスカス氏によると、この作品をCreateSpaceで発表しなければならなかったのにはある理由があるとのこと。コスカス氏が過去に発表した作品はいずれも既存の出版会社から出版され、従来通りの販路を経由して書店に並んできたのですが、こと「Bande deFrançais」に関してはどの出版会社からも出版したいという意向が得られませんでした。そこでコスカス氏は仕方なく、CreateSpaceを通じて作品を発表することを強いられたといいます。
CreateSpaceは、Kindleのような電子書籍の媒体で販売されている本をプリント・オン・デマンドで製本して販売するというサービス。元はBookSurgeとCustomFlixというスタートアップによって運営されていましたが、2005年にAmazonが両社を買収して自社のサービスに組み込んでいます。
その結果、ルノードー賞の候補に選ばれるに至ったわけですが、もしCreateSpaceの仕組みがなければこの作品が世に出ることはなく、コスカス氏も作家としての活動を続けられなかったかもしれないほどの窮地に追いやられていました。しかし書店側からすれば、CreateSpaceを通じてAmazonが独占的に販売を行っているため、「著名な賞を獲得しようとする作品を店頭に置くことができない」という状況が生じてしまいます。その状況を看過できないと判断した書店団体は、従来の仕組みではない方法で出版された書籍を選んだルノードー賞と、既存の書店の脅威となっているAmazonに対して抗議の声を上げたというわけです。
書店団体はAmazonについて「書籍市場の主要な存在になりたいだけでなく、競合他社を排除し、不公正な競争を作り出し、税金を回避し、出版社や代理店、書店を全て入れ替えることで自らが市場そのものになろうとしている」と指摘。また、ルノードー賞の運営者に対しても、「Bande deFrançais」を候補リストに加えることについて「著者自身だけでなく、書店にも不利益を与えている。そしてそれは、書籍の出版と流通の未来に対する不吉な兆候である」と批判し、コスカス氏の作品を候補者リストから除外すべきだと主張しています。
一方のコスカス氏は、候補者に選ばれたことについて「喜んで誇りに思う」と述べ、書店団体がコスカス氏の排除を求めていることについても「フェアプレー精神の欠如であり、もちろん脅迫でもある」と批判しています。またコスカス氏は、書店団体は作家に対して怒りを向けるべきではないとも主張。コスカス氏の著書の取り扱いについて「ミスを犯した」出版社こそが責められるべき存在だと指摘し、さらにその背景にはフランス国内に存在する「反イスラエル」的な風潮が存在していると述べています。
コスカス氏はまた、「私は、書店が出版社に対して逆らえない状況を理解しています。しかし、彼らが私の本を出版したAmazonに抗議することは意味をなしません。Amazonは、出版社よりもはるかに柔軟な契約を作家に提供しています。さらに、Amazonは作品に対する意見を示しません。これは重要なことです。彼らは、私が書いた内容について関与しません。彼らは私に出版のための金銭を要求せず、本が売れたときにマージンを受け取ります。私がこの状況について不平を言う必要がありますか?」と、既存の出版業界に対する意見を述べています。
全文
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15331196/ つうかトルコ風呂も改名したんだからフランス書院も配慮せえやw
文句言ってる奴が「本に脅威をあたえるもの」じゃん。
自分たちの立場を悪くする抗議。
>>1
なせガーディスはいつもわざと重複スレを立てるの? >プリント・オン・デマンドで製本して販売するというサービス
ここに注文して店頭に置けばええんちゃうん?
フランス書院の起源は
ゴキブリ韓国ニダ!
<#`Д´>
SNSに投稿した「スタイル抜群の体」現実の姿はこれ(画像)
これは駄目ですわ出版社とおさないのはルール違反
文化を破壊するつもりですか
出版社だけで組織した団体の賞ならともかく、媒体がなんであれ作品に対して贈られる賞なら、書店団体の抗議は只の言い掛かりだね
おれらのルートを通さねえと俺らが儲からないじゃないか!で
イチャモンつけるゴミwwwww
あまぞんから購入して、
店頭に並べればいいじゃん?俺かしこい!
これずるい!って抗議するなら自費出版をお前らが補助するなりやることあるだろw
作品じゃ無くて
書籍出版された本に与えられる賞なの?
アマゾンが裏から手を回したんじゃないか
じゃないか
>>34
なわけない
賞とったときに書店におけないだろ
収入に貢献しないから文句いってるんだよ てめーらの見る目がなくて拒否ったくせにいざ賞の候補になったら全力で妨害するとか腐ってんなー
だから衰退するんだよばーか
書店「自費出版?あーダメダメそんなの売れないし儲からないから棚に置きたくもない。やりたいならご自由にw」
書店「何?文学賞?なんで俺のとこに本置けないのよ!誰が書店文化を引っ張ってきたと思ってるのよ?講義だ抗議」
これは素晴らしい
既得権益層の反応というのはこういうものなんだな
勉強になった
俺みたいに紙の本として購入したい人がいるので出版社はなくならないよ。
弱小は潰れて行くだろうな・・・
電子書籍はやっぱ読みにくい。
海外は再販制度なんてないだろうから関係ねーけど
日本の出版は腐ってるよな。売れなくても返品自由だし本屋が懐痛まないわけだし
競争もないんだからな。そりゃ衰退するよw
>>41
本がなくなるのではない。本を売る書店がなくなるんだよw >>41
これは紙の本として出版するサービスの話だぞ >>7
そうとも言えるけど結構まともな提案だとも思うよ
その後本として出版する運びになるかもしれんし、本という媒体から決別する方向になるかも知れん。
特にフランスとかは文化に対してこだわりが強い国だから言葉の揺れとか自由度も少ないと聞いた事がある。 もはや本屋もオワコンってことだよな
たとえば電気の冷蔵庫がない時代なら氷屋があったし今は本当に市場とかごく一部の需要だけ
本屋だって本当に本が好きな人間がたくさんいるんだら支持されたはず
本の売り場は限られる。それは仕方ないが取り寄せを頼むときに不快な思いや2週間以上待たされたり
そういう状態を放置してたらアマゾンでいいやってなるわな。
俺が本屋なら取り寄せるならすぐ取次やら問屋に在庫無いか問い合わせてすぐ手配してもらうとかやりようあるだろw
画期的なことが起こると元々卑屈なのがもっとひどいことになる。
出版拒否っといて賞を取りそうになったらケチつけるとかw
只の抵抗勢力じゃないスか
まとめて逝ってヨシ
これスレタイだけだとまるで自費出版した本なんか文学賞候補にするなよ!ってとれるなw
フランス書院を認めないフランスの書店団体は万死に値すると思います。
>>58
それはそれで表現の自由を侵害しているような
難しいやね >>47
状況理解してる?
この作品は紙の本としても出版されてるよ
ただ、Amazonの提供する印刷サービスを使って出版したんで、
既存の流通に乗らず、Amazonでしか買えない。
そんな本が賞を受けるのはをズルいと騒いでるのが既存の書店
電子出版vs紙の本 って話とは違うからな >>1
Amazonは海外でホストしているため、利益は海外で発生しているというのがAmazonの法人税回避の理屈だ
また利益を食っている開発投資の大半はアメリカに落とされるため、日本で得た利益はアメリカに再投資される
【IT】Amazonが2017年の研究開発費に総額約2.5兆円を投資していたことが判明
http://2chb.net/r/bizplus/1523398809/
amazon.co.jpによる税回避対策として、総務省に「.co.jp」「.jp」ドメイン等(もしくは専ら日本国内で営業するページ)
は全て国内の通信設備でホストするように規制する方式がある
同時に「.com」ドメインからの購入には全て税関当局による審査をするように運用すれば良い
もしくは「.co.jp」「.jp」ドメインについては、海外からのトラフィックは
電気通信事業者がブロックするように規制するかだ
これだけで海外でホストしているとの言い訳、言い逃れはできなくなるし法人税課税も部分的に有効になる
なぜなら国内で通信設備をもったものについては応分の課税対象としないと税法上不平等だからだ
そもそも通信関連法がテレビ・インターネットで統一という時代なのであれば、海外からのトラフィックも
通信法の規制範囲となり、トラフィックの国内ホスト制限を定めるのが筋だ >>62
>同時に「.com」ドメインからの購入には全て税関当局による審査をするように運用で対応すれば良い
アメリカからの輸入も激増するので良いことだ >>62
https://ec.europa.eu/taxation_customs/business/company-tax/fair-taxation-digital-economy_en
Example
A company offering online services has its headquarters in Country A but most of the
users of these services are actually in Country B.
The profits of this company are created through user activity in Country B, but are taxed
in Country A because that is where the company’s headquarters are.
Sometimes, companies will install their headquarters in Country A on purpose if the tax rate
is lower in that country - even if they don’t have many users there.
国家Aに本部があるが、ユーザーの大半は国家Bにあるとする
その場合、国家Aで利益の徴税が行われ、国家Bでは行われない
これを悪用すると、全く税金を払わないような企業が現れるので、これに対して課税できる新税を作るということ 生演奏、レコード、CD、MD、デジタルプレーヤー、ストリーミング再生。
時代の流れというものだと思う。
>>1
>アマゾンの研究開発費は世界トップで2兆円近い
>研究開発費と企業の競争力は比例してるのでアマゾンは将来も盤石
https://www.bloomberg.com/view/articles/2018-04-12/amazon-doesn-t-believe-in-research-and-development-spending
The SEC's Jan. 22 response, this time from Mara L. Ransom, assistant director of the Office of Consumer Products, was:
"If you are unable to identify or estimate research and development costs, please explain in detail the reasons for your inability. "
アマゾンの自称R&DはSECから問題視された偽装R&Dに過ぎず会社の成長率とは無関係だ
さらに言えば会社の成長率は必ずしも会社の盤石さとは無関係だ
ITは一歩間違えば短期に転落することもありえるし、TeslaのようにR&Dに前のめるのは健全ではない
Accounting Standards Codification 730-10-55-1 lists activities that "typically would be considered" R&D,
while ASC 730-10-55-2 lists those that typically wouldn't be. Amazon's argument was that its people tend
to work simultaneously on things on both lists, so it couldn't separate the two. This did not initially convince
the SEC's Thompson, who responded on Nov. 24:
アマゾンのR&Dの定義は強引な論理の徹底によるライフハックであり、日常的な活動をR&Dに分類しているだけであり
何でもR&Dに分類するのは節税のためと、株式価値の実際以上のインフレ(非専門家の情報弱者に株を買わせるため)にある
アマゾンがアメリカも含めた世界中で少額の税金しか払わない理由の一つが、節税ハッキングだ
How Amazon gets away with not paying taxes
https://www.businessinsider.com/amazon-not-paying-taxes-trump-bezos-2018-4
Bob Bryan: Amazon avoids paying federal taxes using a variety of tax credits and tax exemptions
that are legal and built into the U.S. federal tax code. Some of these can include the
research and development tax credit which allows them to deduct some of the costs of new
investments and also a big one for this past year was the ability to deduct stock-based compensation of executives.
アマゾンは昔ながら流通・労働集約的なビジネスモデルで技術力は米企業としては平均的なものだから、いずれ化けの皮は剥がれるが
今は税金を節約して儲けまくっているということだ >>59
見つけた出版社や編集者に対する賞でもあるなら、
自費出版物NGが徹底されてれば、妥当だとは思う
フランス語わからんのでこの賞の規定が不明だけど
未発表・未応募作品に同人誌やWebサイト等が
含まれるかどうかは賞によっても異なるよね… >>1
「本に脅威を与えるものを守るのではなく、本を守るべきだ、も恥ずかしい的外れで、
まず作者を称えるべきだ」 見る目がなかった出版社を非難すべきなんじゃないの?
ぶっちゃけ
日本も小説家になろうで
出版社の間違ったフィルターが外れ
本当に売れる人が売れるようになった
漫画もニコニコなんかで
才能ある人が出版社の好き嫌い抜きで
売れる人が売れて、結果出版社が声を掛けるって流れ
これはいい流れだよ
ネタも出版社に盗作されずにすむようになったし
そういや、電子書籍は買っても
プリントオンデマンドの本は買ったこと無いんだよなあ
こんど試しに何か買ってみようかしらん
コピー本みたいなのじゃ嫌だがなw
本は電子で買う割合が増えた俺だが
紙の本屋にも生き残って欲しいと思うのは
勝手な言いぐさなのかなあ〜
>>48
本屋でさんざん手あかをつけて中身を確認してからAmazonで買うタイプだろ?おまえは >>1
>彼らは私に出版のための金銭を要求せず、本が売れたときにマージンを受け取ります。
これいいシステムじゃないの
自費出版がダメとか本屋も了見が狭い 書店が自分の儲けにならないから抗議かよ。
自分達の体制が出版を拒否したのに、腐敗しきっているな。
関西生コンと同じ構図だな。
自分達の儲けにならないと実力で妨害する。
もともと本出してた作家ならいいじゃん
なろうがいきなり直木賞取るよりは
>フランス国内に存在する「反イスラエル」的な風潮
出版社が断った原稿の内容がこういうことなんだろうなw
お国事情が分からないからどうの言えないな
まぁでも本屋が無くなるのは悲しいことだし…なんなら書店喫茶でもいいんだけどさ
書店の人らは新美南吉のおじいさんのランプを読めば…
つい先日一冊の本を探しに丸という名のつく有名書店を訪れ
その本の名前を言ったら、
専門の係の女性がありませんという一言だけが返ってきた
どうして無いのかとか、いついつに入るまで無いのかとか
なんの説明もなく無いですという返事にあきれてしまった
それで別の店員にいつなら入るのか、扱っているのかを聞いて
まったく扱ってないことがわかったのだが
遠くからわざわざ足を運んでいるのに
その様な想像力すらない店員に呆れ
そんな対応で済ませていても問題のない書店に呆れてしまった
仙台駅前の丸の字の書店さん
駅前という場所柄遠くから来ている人のことも考えて欲しい
接客という対話法もないのでしょうか
説明が面倒なのでしょうか?
もう電子書籍で読む方がましな気がするんだが
保管のスペース的にも
持った時の重さや読みやすさにしても