◆【名古屋】杉原千畝顕彰施設の名称など決定
第2次世界大戦中、ナチスの迫害から逃れようとした多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝の功績をたたえるため、愛知県が整備する施設の全容が固まり、名称は「センポ・スギハラ・メモリアル」に決まりました。
第2次世界大戦中、リトアニア駐在の外交官だった杉原千畝は、ナチスの迫害から逃れようとしたユダヤ人に、いわゆる「命のビザ」を発給し、多くの命を救ったとされています。
愛知県は、その功績をたたえるため、母校で名古屋市にある県立瑞陵高校に施設を整備する計画で、13日、大村知事がその全容を発表しました。
それによりますと、施設は正門の西側にある470平方メートルあまりの敷地に整備され、施設の名称については、杉原が自分の名前の千畝を音読みにして名乗っていたことを踏まえ、「センポ・スギハラ・メモリアル」とすることを決めました。
また、施設は4つのゾーンに分かれ、杉原の生涯や、ビザを発給したいきさつなどを紹介するほか、ビザを発給した人の名前を記したリストなどが展示される予定です。
大村知事は記者会見で、「杉原千畝のすべてが分かる施設にしたい。国内外から多くの方に杉原の人道的功績に触れてもらい平和への思いを深めてほしい」と述べました。
この施設は10月半ばに完成することになっています。
NHKニュース 2018年08月13日 18時52分
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180813/0000210.html
第2次世界大戦中、ナチスの迫害から逃れようとした多くのユダヤ人を救った外交官、杉原千畝の功績をたたえるため、愛知県が整備する施設の全容が固まり、名称は「センポ・スギハラ・メモリアル」に決まりました。
第2次世界大戦中、リトアニア駐在の外交官だった杉原千畝は、ナチスの迫害から逃れようとしたユダヤ人に、いわゆる「命のビザ」を発給し、多くの命を救ったとされています。
愛知県は、その功績をたたえるため、母校で名古屋市にある県立瑞陵高校に施設を整備する計画で、13日、大村知事がその全容を発表しました。
それによりますと、施設は正門の西側にある470平方メートルあまりの敷地に整備され、施設の名称については、杉原が自分の名前の千畝を音読みにして名乗っていたことを踏まえ、「センポ・スギハラ・メモリアル」とすることを決めました。
また、施設は4つのゾーンに分かれ、杉原の生涯や、ビザを発給したいきさつなどを紹介するほか、ビザを発給した人の名前を記したリストなどが展示される予定です。
大村知事は記者会見で、「杉原千畝のすべてが分かる施設にしたい。国内外から多くの方に杉原の人道的功績に触れてもらい平和への思いを深めてほしい」と述べました。
この施設は10月半ばに完成することになっています。
NHKニュース 2018年08月13日 18時52分
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180813/0000210.html