0001ばーど ★
2018/07/20(金) 06:59:41.61ID:CAP_USER9遺族は今年1月25日付で、アウティングをした男子学生と和解したが、大学側との裁判は続いている。裁判は終盤で、7月25日には大学関係者らの証人尋問が予定されている。
裁判のポイントは、男性からアウティングについて相談を受けていた、一橋大の対応が充分だったかどうかだ。
●ゲイの男性に性同一性障害のクリニックを推薦 遺族側は認識不足と主張
男性は2015年6月に同級生でつくるLINEグループ上でアウティングをうけた。以来、心身に不調をきたし、心療内科を受診した。
その後、男性は大学の(1)ハラスメント相談室、(2)教授、(3)保健センターにも被害を相談している。しかし、大学はアウティングを「ハラスメント」とは捉えていなかったと、遺族側は考えている。
たとえば、南弁護士によると、大学側の記録などに男性の相談について「ハラスメントというよりも学生委員会での対応がよいかもしれない」(相談員)、「学生間のトラブル」(教授)といったメールの記述があるという。
また、相談員や保健センターの医師は、男性に対し、性同一性障害の治療で有名なメンタルクリニックをすすめている。
しかし、性同一性障害は、自身がどの性別に属するかという「性自認」の問題。一方、同性愛は、どの性別を好きになるかという「性的指向」の話で別物だ。遺族側はここから大学側の知識不足を主張する。
男子学生からしてみれば、相談しに行っているのに、加害者側への働きかけが乏しく、むしろ治療をすすめられる――。自分に問題があるかのように扱われ、「孤独感を味わったと思う」と南弁護士は話す。
●アウティングで変わる関係性 「クラスメートとの関係再構築」に見落とし?
そうであれば、大学はどういう対応を取るのが望まし ※中略
これまで異性愛者として認識されていたクラスメートが、同性愛者であることが分かる――。関係性が変化して当たり前なのに、大学は男性とアウティングした男子学生との二者の問題と捉え、男性の孤立化を招いてしまったというのだ。
●遺族「大学は社会がなぜ動いたか考えて」
※省略
●アウティングは「暴力」 日本社会は「毎日が綱渡り」
12時32分「おれもうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ。ごめん」(同級生)
12時40分「たとえそうだとして何かある?笑」(男性)
14時00分「これ憲法同性愛者の人権くるんじゃね笑」(男性)
これは男性がアウティングされた、2015年6月24日のLINEグループのやり取りだ。一橋大OBでNPO法人グッド・エイジング・エールズの松中権代表は、報道でこのスクリーンショットを見たとき、呼吸が速くなり、吐き気がしてきたという。
「アウティングをとっさにうまいことごまかそうとして、『笑』をつけて、そこから80分間、何の反応もないLINEグループの仲間たちがいて。なんてコメントすれば良いんだろうとか、何が正解なんだろうとか。どう答えれば、一瞬の笑いで終わって、これまで通りの仲間たちに戻れるんだろうかとか…」
誰か助け舟を出してくれないだろうか。まずは否定しないと。逆に否定したら怪しいかもしれない。みんなとの関係が崩れる――。「亡くなった彼の心の声が聞こえてくるようでした」
松中代表はその後、勤めていた電通を退職。並行して活動していたNPO法人を運営しつつ、性的指向による差別を禁止する法制度を目指している。
「今の日本社会では、同じようなことは誰にでも起こりうる状況で、私も含め、セクシャルマイノリティ―の方は毎日『綱渡り』のような生活をしているんじゃないかなと思います」
「綱渡り」を強いる要因の1つ「アウティング」とは何なのか。今年4月『カミングアウト』を出版した明治学院大学の砂川秀樹氏(国際平和研究所研究員)は「暴力だ」と指摘した。
弁護士ドットコムニュース 2018年07月17日
https://www.bengo4.com/other/n_8213/
★1が立った時間 2018/07/19(木) 17:21:42.94
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http://2chb.net/r/newsplus/1531988502/