0001nita ★
2018/06/18(月) 14:45:25.38ID:CAP_USER9Web東奥
17日午後2時前、下りの東北新幹線が停電により宮城県内で緊急停車したトラブルは、東京−新青森間の上下線で運休、遅れを引き起こし、日曜午後の旅行・帰省客の足を直撃した。新青森駅には、停車した列車の乗客たちが予定より約6時間遅れの午後9時半に到着し、一様にぐったりと疲れた様子だった。
停電を起こしたはやぶさ21号(午後0時20分、東京発)には、東奥日報紙記者が上野駅から乗車していた。仙台駅を出発後の午後1時56分、車内天井の照明が一瞬消灯し、突然停車。「停電が発生し、車両点検をしている。復旧の見込みは立っていない」というアナウンスが繰り返し流れ、車内に不安の声が漏れた。
約2時間後、立ち往生した列車に、上り新幹線はやぶさ22号(午後1時15分、新青森発)がぴたりと横付けされた。車掌が車両間に板を渡し、約800人の乗客が一斉に上り列車に乗り換えると、通路やデッキまで立ち客であふれ、車内は人いきれした。乗り合わせた八戸市の女性は「早く動いてほしい」と語った。
列車はいったん仙台駅に戻った後、再び下り新幹線に乗り換えた。車内でさらに約2時間待った後、ようやく青森方面に出発し、乗客に安堵(あんど)の表情が広がった。午後9時すぎ、新青森駅に到着した人たちは足早に改札に向かっていた。
一方、新青森駅は足止めを食った利用客らで混雑し、みどりの窓口には70人ほどが列を作り、切符変更を急いだ。駅員も随時アナウンスしたり、運行状況についての説明に追われた。
新青森駅を出発できない東京行きの車内で待機していた40代男性は「帰るのを明日にしようかな」と諦め顔。待合室で1時間以上待機していた茨城県の会社員山本亮太さん(35)は「仕方ないですね。今日中に家に帰れたらいいけれど」と疲れた表情を見せた。北海道新幹線の新函館行きを待つ人の中には、新幹線を諦めて、急きょフェリー埠頭(ふとう)に向かう団体客も見られた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-18120328-webtoo-l02